2020/07/14

Blue sky -sims3 story- へようこそ。
このブログはElectronic Arts社から発売されているPCゲーム「ザ・シムズ3」のプレイ日記&ドラマ形式のストーリーブログです。
個人のファンサイトですのでEA社とは一切関係ありません。

 注意!

作中には若干卑猥な表現、画像が含まれております。
苦手な方はどうぞお帰りください。


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2018/12/23

ニュース





































ローガン「別れはしてきたか?」
















アイビー「・・・・。」


アイビーが黙ったまま小さく首を振る。
















空港へ向かうタクシーが橋を渡りきる。














目の端に美しい夜景が見える。

















アイビー「・・・・。」















アイビー「すみません、停めてください。」

運転手「え?」














ローガン「10分だけ。お願いします。」

運転手「はい・・・。」


戸惑いながらも運転手がタクシーを道の脇に止めた。












二人が丘の上に立つ。
ブリッジポートの夜景が美しく輝いている。















アイビー「ローガン。」

ローガン「うん?」

アイビー「私ね・・・。」












アイビー「この街が好きだった。」

アイビーの瞳から涙が零れ落ちる。















アイビー「雨の日が多いことも・・・10センチ以上積もる雪の日が1ヶ月続くことも・・・この美しい夜景だって、全部好きだった。ずっとここで暮らしていくんだって思ってた。」


















アイビー「ここに住む人たちも・・・みんなみんな、大好きだった。」













ローガン「・・・俺もだ。」


















































































翌朝。
空は雲に覆われ、明け方から降り出した雨が水たまりを作る。





























ベッドから出たジーンはバスルームで歯を磨く。














ジーン「おはようハイジ。」

ハイジ「ニャ~。」














ジーン「おなかすいたろ?ごはんにしような。」


ジーンの腕の中でハイジが嬉しそうに目を細める。
その頭を優しく撫でる。













ハイジ「ニャ~。」

ジーン「いっぱい食べな。」












お皿に山盛りの餌をみてハイジが嬉しそうに食べ始める。
















その姿を優しいまなざしで見つめるジーン。















ソファーに座り、テレビを点ける。


ジーン「(今日は一日雨かな・・・。)」


キャスター『次の話題です。』











キャスター『昨晩、モデルのアイビーさんが引退を発表しました。』













ジーン「え・・・?」


キャスター『所属するEAモデル事務所の15周年記念パーティーが行われ、その場での発表の様子です。』













モニターにアイビーの姿が映し出される。


アイビー『私はこれから一般人として、一人の女性として生きることを決めました。普通の女性として・・・今までできなかったことやしたかったことを頑張るために。








ジーン「・・・・。」

アイビー『今後のEAモデル事務所を引っ張っていくのは、今事務所に在籍している一人一人の仲間たちです。そして今夜、新しい仲間が加わります。












アイビー『今日から新人としてうちのモデルに加わった、キコちゃんです。ご存知のように彼女は元アイドルKさんと、女優のシーラさんの娘さんです。』



ふいにジーンの携帯電話が着信を告げる。


ジーン「・・・・。」










ジーン「もしもし。」

マロン『ジーンくん?今テレビ見てる?』

ジーン「うん。アイビーの引退のニュース見てて・・・。」

マロン『僕昨日あの場に居たんだよね。それでアイビーちゃんから伝言を言付かってて・・・。』

ジーン「伝言?」

マロン『うん。ジーンくんに次会った時にって言われたんだけど、なるべく早いほうがいいんじゃないかって思って。今テレビ見てたら居てもたってもいられなくって・・・。』

ジーン「アイビーはなんて?」












マロン『私を探さないでって。』

ジーン「・・・・。」
















コメンテーター『アイビーちゃんの引退はとても残念ですが、新たな新人モデルのキコさんにはとても期待しています。今後大いに活躍してくれるでしょうね!』
































ララ「もうアンドレアったら。」















ララ「そんなに焦って飲まなくてもミルクは逃げないわよ~。ほらまたむせちゃってるw 食欲旺盛だから、アンドレアは身体も大きくなるわね~。」
















ミルクの時間が終わって、アンドレアを抱いたままテレビを点ける。
チャンネルを変えているとふいにアイビーの姿がモニターに映った。


ララ「あら?」











アイビー『私はこれから一般人として、一人の女性として生きることを決めました。普通の女性として・・・今までできなかったことやしたかったことを頑張るために。


ララ「これってもしかして・・・。」













アイビー『今後のEAモデル事務所を引っ張っていくのは、今事務所に在籍している一人一人の仲間たちです。そして今夜、新しい仲間が加わります。』


ララ「アイビー・・・私の助言通り・・・・。」












キャスター『こちらが元アイドルKさんとシーラさんの次女、キコさんです。今まで彼女の姿がメディアに公開されることはほとんどありませんでした。15歳にしてこのみごとなスタイル!













ララ「確かに綺麗だけど、全然15歳らしくないわね。コメントも大人が用意したセリフを完璧に覚えてるだけって感じ。全然真逆のタイプだし、こんな子じゃアイビーの代わりにはなれないわよ。」













ララ「(私、芸能人としてのアイビーが大好きだったわ・・・。誰にでも愛されてて、裏表がなくって・・・親友としてのアイビーと何一つ変わらない姿で。だから、これからテレビや雑誌で見れなくなるのはちょっぴり寂しい・・・。)」












マリア「おはようララ。アンドレアは今日もご機嫌ね。」

ララ「ママ。ちょっとアンドレアのことお願いしていい?」

マリア「いいけど・・・。」












マリアにアンドレアを抱いてもらい、ポケットから携帯電話を出す。


ララ「(そういえばアイビー、この前のメールに返信なかったわね・・・。いつもなら時間かかっても1週間以内には返信くれるのに。)」


アイビーの番号に電話してみるが全く出る様子はなく留守電に切り替わった。











ララ「(ラトにかけてみましょ。)」


コメンテーター『いやぁ~、僕はアイビーちゃんの大ファンだったので非常に残念ですよ。数年前に実際にお会いしたこともありますが、とても気さくで裏表のない子でした。彼女を嫌いという人には会ったことがないくらいです。』

キャスター『そうですね~。』


マリア「あら?アイビーちゃん引退するの?」









ラトーシャ『はい。』

ララ「もしもしラト?今テレビ点けてる?」














ラトーシャ「うん。ハッキリ!でアイビーのニュースやってる。」

ララ『私も今見てて驚いたわ。アイビーにかけても繋がらないのよ。』












ララ「実は2ヶ月くらい前に子供のことで相談されたのよね。アイビー育児のことで悩んでるみたいで。」

ラトーシャ『そうなんだ?』

ララ「その時に私、仕事休んだら?って話したのよ。」













ラトーシャ「アイビー1ヶ月くらい前にうちに来たんだよね。実家に子供のこと相談して揉めたらしくて。」

ララ『そうなの?』

ラトーシャ「うん。その時にはもう辞める覚悟はしてたよ。ララの助言を受け入れたんだろうね。」












ララ「なんだかちょっぴり気が引けるわ。本心から思って言ったことだったけど、実際に辞めちゃうとなるとファンとしては少し寂しくって・・・。」

ラトーシャ『わかる。私もおんなじ気持ち。』

ララ「やっぱりそうよね・・・。」










ラトーシャ「でもララが気を病むことはないよ。親友として助言してくれたんだよね。私も相談されてたら同じことを言うと思うし。」

ララ『そうよね・・・。』

ラトーシャ「アイビーのことを思うなら、やっぱり仕事休むのが一番いいと思うし。」










ララ「アイビーはこれからどうするのかしら?半月前くらいにメールしてから返信がないのよね。」

ラトーシャ『忙しかったんじゃないかな。ここ1ヶ月以上休みがないって言ってたし。』

ララ「そう・・・。アイビー、他にはなにか言ってた?辞めた後のこと。」











ラトーシャ「ブリッジポートからは離れるって。遠くの街に引っ越すって言ってた。まだどこかは聞いてないけど。」

ララ『そうなの?』

ラトーシャ「うん。引っ越しの手伝いとかも行くつもりだから、私もさっきアイビーに電話してみたけど繋がらなかった。」

ララ『そう。じゃあ連絡取れたら教えて。』

ラトーシャ「わかった。」










ラトーシャが電話を切る。


ディーン「ララ?」

ラトーシャ「うん。」












ラトーシャ「ディーン、アイビーと連絡とれた?」

ディーン「いや。」

ラトーシャ「私も。引っ越し先決まったのかなぁ?」












ディーン「どうだろうな。今はいろんなところから電話きてるだろうから、うざくて電話とらないんじゃないかな。」

ラトーシャ「そうだよね・・・。」













ディーン「あいつのことだから、落ち着いたら連絡してくるだろ。」

ラトーシャ「う~ん・・・引っ越し先決まったんなら手伝いに行きたいんだけど。」

ディーン「でもラトだって仕事あるだろ?」











ラトーシャ「でも一人だと大変じゃないかなぁ。」

ディーン「そういえばあいつ、知り合いのつてを探すっていってたよな。」

ラトーシャ「うん。」











ディーン「俺たち、あいつの芸能人の知り合いとか知らないもんな。顔広そうだし・・・。引退した芸能人が行くところといえば南国のサンリットのイメージなんだけどw」

ラトーシャ「たしかに。アイビーどこに引っ越すつもりなんだろうね。」

ディーン「サンリットなんかに行かれたら、遠すぎるし年に1回行けるかどうかだぞw」










ラトーシャ「そうだよねぇ。芸能人がお正月に行くリゾート地だもんね。私もサンリットなんてディーンに連れてってもらわなかったら一生行ってなかったと思うw」

ディーン「懐かしいなw 子供ができたらまた行きたいよな~。」












ラトーシャ「アイビーが住むなら2年に1度くらいは遊びに行きたいよねぇ。」

ディーン「ああ。・・・って、アイビーがどこに引っ越すかもわかんないんだっけw」