2013/02/13

少女の過去 後編







その日。


エミリー「 (また今日も遅くなっちゃった。そういえばディーンくん、いつもと変わらなかったけど、まだ読んでくれてないのかな・・・?) 」














女子A「待ちなさいよ。」

エミリー「え・・・?」

女子A「ちょっと話があるんだけど。顔貸してくれる?」














私はセントラルパークのトイレに連れて行かれた。
そこは夜は治安が悪くて人気の少ない場所だったわ。


エミリー「あの・・・・ここ・・・男子トイレですけど・・・・。」

女子B「知ってるわよ。そんなことどうでもいいのよ。」

エミリー「 (間違えたんじゃないんだ・・・・?) 」













女子A「あんた、ディーンのこと好きなんでしょ。」

エミリー「え??どうしてそれを・・・・。」

女子A「ラブレター読んだのよ。」
















エミリー「わ、私っ・・・・もしかしてロッカー間違えてしまったんですか?は、はずかしい・・・・。」

女子A「違うわよバカね。あんなのディーンに読ませるわけないでしょう?」

エミリー「え・・・?」














女子A「ディーンはね、みんなのものなの。誰かのものになんかならないのよ。わかった?」

エミリー「 (みんなのもの?ディーンくんはものではないのだけれど・・・・。) 」

女子A「大体あんたみたいなブス、ディーンが相手にすると思ったわけ?バカじゃないの。」

女子B「ウケるんですけど。」

女子C「キモいのよ。あんた見てるとイライラするわ。」









女子A「いいよ~。」

男子B「おせーよ。」

女子A「ごめんごめん。」















エミリー「 (え?なに?トイレ使うなら早く出ないと・・・。) 」

男子A「こいつ?」

女子A「そう。好きにしちゃっていいから。」
















男子A「はぁ?ブスとか聞いてないんだけど。」

男子C「ひでえブスだな。」

男子B「萎えるわ~。」















女子A「顔みなきゃすむ話でしょ。文句言わないの。」

女子B「そうよ。女子中学生ただで提供してあげてるんだから。」

男子A「それにしても最低ランクのブスだな~。」
















女子A「じゃ、あとはよろしく。」

女子C「報告待ってるね~。」

男子C「おう。」















エミリー「え、えっと・・・・トイレを使用なさるのなら・・・・私は出て行きますが・・・・。」

男子C「なに言っちゃってんのこいつ。」

男子A「・・・・。」















男子A「叫んでも誰もこないぞ。このへん治安悪いしな。おとなしくしてれば痛くはしないよ。」

男子B「それにしてもホントきっつい顔だな~。」

男子A「下だけ自分で脱げ。手間とらせんなよ。」

エミリー「え・・・?」

男子C「こいつまだわかってねぇの?あんたいまから俺たちにやられちゃうんだよ?」










エミリー「や、やめてください!わ、私はそんなつもりじゃ・・・。」

男子A「しゃべんじゃねぇよ。いいからさっさと下脱げ。それからジャケット脱いで頭かぶってろ。」

エミリー「い・・・。」















エミリー「いやーーーーーーーーー!!」




















私の声は誰にも届かなかった。


















ジャスミン「私のはじめては男3人。近くの不良高校だったみたい。」

ディーン「・・・・。」

ジャスミン「でもそれだけでは終わらなかった。」

ディーン「・・・・。」
 
ジャスミン「その後も、ことあるごとにやられたわ。多いときは10人くらいだったときもあった。」
 












ジャスミン「中学3年の後半は地獄だった。あなたは相変わらずみんなの中心にいて、天使みたいな綺麗な顔で笑ってた。私はあなたの笑顔を見るたびに、自分が汚れて見えたわ。」

ディーン「・・・・。」

ジャスミン「その頃うちの両親は離婚するかしないかの瀬戸際で、自分たちのことで頭がいっぱいだったから、私の変化には気づきもしなかった。結局離婚はしなかったけど、今でもきっと仮面夫婦を続けてるんでしょうね。」

ディーン「・・・・。」

ジャスミン「元々あまりよくなかった成績は、どんどん悪くなっていって、私は地元の底辺高校に行ったけど、そのときの私にとっては天国だった。彼女たちから逃げられたから。」









ジャスミン「でももう遅かったのよね。私は15歳ですでに人生に悲観してたわ。結局人間は見た目とコミュ力なんだって悟ったの。」

ディーン「・・・・。」

ジャスミン「高校を出た私はこの街でいろんなことをしてお金を稼いだ。整形のことも聞いてるんでしょう?整形をしてからは周りの見る目も変わったわ。」

ディーン「・・・・。」

ジャスミン「おかげでお金を稼ぐのもそれ以前より楽になった。」











ディーン「壮絶だったんだな・・・・。」

ジャスミン「壮絶?」


















ジャスミン「あなたからしてみればそうかもしれないわね。でも人生ってこんなものよ。」

ディーン「・・・・。」

ジャスミン「同情してくれてるの?」














ディーン「同情するつもりはない。高校を卒業してからは君の選んだ道だろう?」

ジャスミン「・・・・。」

ディーン「それに話を聞いても俺は君とそういう関係には・・・。」















ジャスミン「私みたいな汚れきった女は抱けない?」

ディーン「そうじゃない。俺は妻を大事にしたいだけだ。」

ジャスミン「・・・あなたの相手がラトーシャさんだって聞いて驚いたわ。彼女は美人でもない、普通の子だったし・・・。」

ディーン「普通でいいんだ。中身が美人だったら。君だって・・・。」













ジャスミン「私は『最低レベル』だったわ。普通でさえもなかった。」

ディーン「・・・・。」

ジャスミン「体が汚されてからは心も汚れてしまった。今ではもう修復できないくらいにね。」

ディーン「・・・・。」













ジャスミン「交渉決裂ね。行くわ。」

ディーン「待ってくれ。」

ジャスミン「話は終わりよ。」


ジャスミンがコートを着て立ち上がる。











ジャスミン「楽しみにしていて。」


リアが立ち上がる。


ローガン「リア・・・?」















リア「待ちなさいよ。」

ジャスミン「あなた・・・・バチェラーパーティーのときにいた子ね。・・・彼の仲間ってわけ?」
















バチンッ!!



















ディーン「リアちゃんっ!」

リア「あんた、いい加減にしなさいよ!」


















リア「ディーンくんはなにも悪くないじゃない!人のせいにしてんじゃないわよ!」

ジャスミン「・・・・。」

リア「悪いのはそんなことされても誰にも相談しないで泣き寝入りしたあんたのほうでしょう?!」














リア「それなのにディーンくんのせいみたいに脅したりして!第一あんた充分いい身なりしてるじゃないの!お金に不自由はしてないんでしょう?!」

ジャスミン「・・・・。」

リア「あんた!いったいなにがほしいわけ?」















ジャスミン「・・・あんたと一緒よ。」

リア「え?」


















ジャスミン「愛だわ。」




















リア「・・・!」

ローガン「・・・・。」


















ジャスミンが無言のまま立ち去る。


リア「あ・・・。」

















ディーン「ちょっと待って!」


ディーンが立ち上がり駆け出す。
















ジャスミンが振り返る。


ジャスミン「まだなにか・・・。」
















リア「!」


ディーンが突然ジャスミンを抱きしめる。

















ディーン「ごめん・・・。俺何も知らないで、君を傷つけた・・・・。」



















ジャスミン「・・・・。」

ディーン「俺にできることがあるならなんでもする。君が納得できるまで・・・償うから・・・・。」

















ジャスミン「・・・・もう行くわ。」

ディーン「エミリー・・・・。」

ジャスミン「さよなら。」
















ジャスミンがその場を立ち去る。








































店員「ありがとうございました~。」


店員の明るい声が店内に響き渡った。



























9 件のコメント:

  1. こんばんわ。
    今までの読ませていただきました。
    うわー・・・・エミリーさんの顔・・・。
    いじめられたと言えど、レイプだったとは。
    でもコレはディーンさんのせいだとは言えないし・・・。
    でもディーンさん優しいから・・・え?償うって何?
    体の関係とかマジでやめてよね・・・・。
    てか交渉決裂って・・・・え?写真攻撃してくる?
    それともこのまま引き下がってくれる?
    もうね・・・コメント蘭に「?」が大量生産されそうなので続きを待ってます!

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  2. PS.レイプに関してはすごく共感してしまう私でした←

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    1. >どーるぃさん

      コメントありがとうございます(´∀`)
      今回少し重い話でしたね~(;´Д`)
      エミリーは不適な笑みを浮かべながら語っていましたが。
      たしかに中学時代のエミリーはドブスですからね(;´∀`)
      しかし外見だけじゃなく、性格が暗かったりネガティブっぽいのもあっていじめの対象になったのかもしれませんね。

      まぁこれはディーンのせいではないですよね完全にw
      しかし最後にディーンが言った償う、の意味も、どうやって?とか思っちゃいますよねw
      体の関係にはなれないと言ってたので違う方法でしょうが。

      どーるぃさんもセクハラ(痴漢?)紛いの危ない目にあってますもんね(;´Д`)
      人事としては読めなかったでしょうね・・・。
      最近はどうですか?
      どーるぃさんかわいいからホント心配だよ~(´;ω;`)
      ちゃんと周りの大人や友達に守ってもらうんだよ!!

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  3. なで肩さんこんにちは^^

    まず・・・もう何ていったらいいのか・・・(´・ω・`)
    一番卑怯な手でいじめられていたとは・・・
    まあでも女の陰湿ないじめってこういう類になりますよね・・・年齢が上がってくると・・・
    ディーンくんは悪くないし、エミリーも何も悪くないけど、学校に行けばいつもと変わらぬみんなの中心で笑っているディーンくんに対して、ますます自分への嫌悪感・劣等感を感じてしまうの、分かるなあ・・・( ´△`)
    その後は自暴自棄になってしまい・・・自分で「汚れきった女」とか言ってるけど、こんな事件の発端が無ければ、彼女はこういう人生は歩んでなかったはずだし・・・
    だからってディーンくんと愛人契約というのは全く分からないんですが、「見た目が全て」と、ひねくれた悟りを開いてしまったエミリー、ディーンくんの相手がごくごく普通のラトちゃんだったって事に対しての嫉妬とか・・・?
    それにしても、交渉決裂、どうなってしまうのでしょうか・・・最後までの流れで行くと、脅かしといてそのまま消え去るって感じもするけど、終わらないのかな?
    リアちゃんとのやりとりも衝撃でした!!
    しかも、エミリーがリアちゃんに愛が欲しいのは同じだと・・・
    リアちゃんハッとしたような表情してましたねww
    ディーンくんとエミリーだけの問題じゃなく、また色んな事が渦巻いてきそうな・・・
    続きが気になります・・・(´・ω・`)

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    1. >ゆきさん

      いつもありがとうございます(´∀`)
      まったくもって、一番卑怯な手ですよね~。
      中学って一番不安定な時代だと思うんですよね。
      大人にもなりきれてないし、体は大人に近いですが精神的にはまだまだ子供な分残酷というか。
      中学時代のいじめが一番悪質なんじゃないかと思います。

      ディーンには罪はないんですよね。
      知らなかったわけだし。
      でも何も知らないでいつものように笑うディーンをみていると、エミリーは自分がよけいに薄汚く見えてどんどん自分のことを嫌いになっていったのかもしれません。
      そしてディーンのことは嫌いにもなりきれない。
      初恋の人ですしね。
      ディーンにはあのままの笑顔で笑っていてほしいと思っていたのかもしれません。
      そして数年ぶりに再開したディーンは昔のままで。
      そしてディーンの選んだ人が同じクラスで平凡な女子、ラトで。

      エミリーはたぶんいままで生きてきた中でちゃんと「愛」を知らなかったんじゃないでしょうか。
      親の離婚問題なんかもあって、必要なときに放置されてたりもしてますしね。
      両親にもあまり大事にされてないのが伺えますし。
      ディーンがラトを選んだことを知って「私も愛されたい」と思ったんでしょうね。
      今の自分の外見なら「愛される」資格があるんじゃないかと。
      ラトへの嫉妬やディーンへの憎しみとかではなく、ただ純粋に好きだった人に愛してほしかったんですよね。
      最初は体の関係でもそのうち・・・なんて思っていたのかもしれません。
      意外に単純な答えだったんですよ。
      ただ行動がだいぶ歪んでいたんですが。

      そしてリアにそれを告げたのも、バチェラーパーティーでのリアとローガンの二人をみてきっと気づいたんでしょうね二人の関係に。
      やはり自分も過去にそういう経験(愛人関係とか)をしていたので男女間の距離なんかにも敏感なんでしょう。
      それを言われてリアもローガンもハッとしてますがw
      この発言でリアやローガンも揺れ動くかもしれませんね~。
      ちょっとこの人(タミ子ことエミリー)かき混ぜすぎじゃないかというくらい引っ掻き回してくれちゃってますがwww

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  4. こんにちわーvv今回も待ってましたよ~v(~o~)
    そしてタミ子の中学時代後編!!!

    もう言っていいかい?
    おおおおおい!!!!こんのブスギャル!!!!!!
    お前ら顔面偏差値赤点のくせして何をしとんじゃあああいー!!!!

    タ…タミ子…そんな事があったのか、
    正直ブスギャルズの友人男性どもも最低ですけども…
    何と言うか内容がアレですよね…扱いが…
    ウヒョー良い女だぜvv頂きまーすvvの逆ってこれなのか…(泣)

    頭からこれ被ってろ的なさ、突っ込めればこの再ブスでもいいけど
    やっぱキツから顔だけ隠しとけやっていう最低ブサメンズ
    もうお前らのケツにペプシコーラ(ファミリーサイズ)をブッ刺してやりたいよっ!!!!

    中学時代のタミ子暴行事件やそれまでの流れ
    ディーンもタミ子もアイビーやララ、ラトだって皆何も悪くないんですよね
    ただ普通に中学生やってただけなのに…
    あのブスギャルズが腐ってたんだよ、ターゲットにされるにしてもないわー

    でもでも何となくタミ子がディーンにイラっとする気持ち分からなくもないんだよね
    いや、別にディーンもタミ子も悪くはないんだけど…
    それこそ本当に気持ち的な問題で、お前は何も知らんとヘラヘラ楽しそうやなオイって…
    腹の奥底でジワジワ沸いてきても何かそれはそれで仕方ない気がする…(タミ子が勝手に思う分には)

    だからと言って大人になった今、ディーンの家庭に亀裂を入れることをしていい理由にはならんのですよね
    どんな経緯であっても加害者でもない(事件の事も知らない)ディーンに矛先が向くのは理不尽ですしね~

    そんでもってリアのビンタが炸裂しましたね!!!
    リアが良い事を言いましたよ…でもさ、何となくやけども
    平凡な地味中学生がいきなりそんな被害に合ってさ、人に相談出来るわけねーよな…(遠い目)
    と思ったさっちゃん本日バレンタインデー(知らんがな)

    タミ子もタミ子なりに葛藤して、全身整形によっての完璧な美貌を手に入れることで
    昔の地味ブスな自分を忘れ、
    やっぱイケてる女はこれで良いのよvといわんばかりに過去のトラウマを克服しようとしてたのかもしれないですね
    何だか昔私を振った男…綺麗になって見返してやる!!とジャンルが類似してますしね
    ただ、その美貌を手に入れた事でタミ子は更なる方向に歪んで言ったんでしょうかね

    何にせよアカン!!アカンで!!!!
    そして近日公開迫るエロスが非常に楽しみですvvへへv
    配布も目を血眼のようにして待ってますよ~vvではまた♪

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    1. >SACHICOさん

      いつもありがとうございます(´∀`)
      顔面偏差値赤点wwww
      タミ子とどっこいどっこいですよねw
      ブスギャルたちは中学生のくせに高校生のしかも不良と知り合いって時点でもうアウトですよねw

      たしかに普通なら「ヒャッハー」くらいのもんですが、扱いがひどすぎますよね(;´Д`)
      顔見せんなっていうw
      まぁでも相手高校生のサルですし・・・。
      穴があればどこでも・・・な状態ですしおすし・・・。
      ペプシコーラwwwwしかもファミリーwwww
      想像しちゃう私も私だな・・・。

      今回は誰も悪くないんですよね~ブスギャルたち意外。
      でもだからといってタミ子はべつにディーンに憎しみを抱いていたわけではないんですよ。
      むしろ「あなたはそのままでいて」と願っていたくらい。
      でも「悪魔」と呼んだくらいなので、自分の中で葛藤はあったでしょうね。
      ディーンの笑顔をみるたびに自分が汚れているように感じるしつらい、でも好きだし罪はないのはわかっているから嫌いにはなれない。
      そして愛するの反対語は憎しみではなく無関心。(by天声人語CM
      ディーンのことを「あなたは誰も愛してなんかない。誰にも興味がなかったのよ」と言っていたのは、ディーンが無関心、つまり愛がなかった、という意味で「悪魔」という言葉を使ったのかもしれません。
      複雑すぎるジレンマですねw
      ただ愛されたかったんですよねタミ子は。
      一度でいいから、体だけの関係でもいいからディーンに愛されたかった。
      体の関係でもそのうち自分のことを好きになってくれないかという淡い期待もあったりして。
      ディーンが選んだ人が平凡なラトですし、今の自分なら、という思いがあったんでしょう。
      なのにディーンはそれさえも拒んでしまったわけですが。

      そしてリアのビンタねw
      リアが言ったことはたしかに正論でしたが、そのあとのタミ子の返事もまたリアやローガンの心を乱していくわけで。
      この人(タミ子)登場予定はわりと直前だったんですが意外にもめちゃくちゃかき回してくれてかなりいい仕事してまっせw(おいおい裏話w

      そしてエロスね!
      お待たせしてしまって申し訳ないですがあと3話くらい待っていてくだせぇwww
      しかしSACHICO嬢がお気に召すようなエロではない気がしてきましたよ(おいいまさら
      まぁしかし次回のエロはわりとエロ続きな感じなのでお楽しみに(*´∀`*)
      最近エロなかったですしねw

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  5. こんばんは^^

    後編拝読させていただきました。

    ああ・・・やっぱり・・・・・・・・・・(-"-;)
    犯されたとか、そういうんじゃないかなぁと思ってましたが、嫌な予想が当たっちゃいました。

    犯されるだけでも充分嫌ですが、男たちの言い草が酷いですね。
    自分たちの顔の不細工さを棚にあげてひとの顔のことを散々に言って、そんなこと言われながら犯されるとか、吐き気がします。

    ただね、最後はディーンに抱きしめられて泣いていたけど、自分が犯されたんだということを涙ひとつ見せずに淡々と語る姿には、やっぱり彼女がどこか自分に対する自愛が欠けていることが見て取れます。

    私は仕事柄色んなお話を伺うんですね。

    実の親や兄弟に犯され、3回も堕胎したという人のお話もありますし、末期癌の人のお話もあります。

    ただ、相手が身内であれ、他人であれ、犯された経験のある人は、100%に近い割合で精神を病んでしまい、この彼女のように涙なしで淡々と語ることは難しい状態なんですよね。
    でも、それはつまり、自分のために涙を流すわけだから、それって自愛なんですよね。

    でも、彼女のように涙ひとつ見せずに淡々と自分が犯されたことを語ったご相談者が、この10年以上の占い師生活の中でたったひとりだけいて、彼女はそれこそものすごく冷め切っていて、情緒のかけらもない状態でした。

    この状態だと正直救えません。

    なので、エミリーも難しいかな・・・と最初は思いながら読みましたが、最後にディーンが彼女を抱きしめたとき、流す涙が残っていたので、だったら、彼女はきっと救いの道を歩めるだろうと思いました。

    ただね、ディーンの言うとおりなんですよ。
    学生のうちは非力でも、大人になれば、「あのとき」守れなかったものを守ることも出来るし、何がいけなかったのか、本当に大切なものはなんであるかなど、わかるはずですからね。
    彼女は最悪の出来事があったせいで気持ちがすさんでしまい、助けてくれる大人がいなかったことで人生に失望したのでしょうけれど、それでも自害せずに、整形するなりして未来を生きてきたということは、心底人生に失望していたのではなく、やっぱりどこかに希望を見出そうとしていたからだと思うので、だったら、自分で自分の人生を曇らせるような生き方はするべきではないですよね。

    リアちゃん、エミリーの言葉にハッとしていましたね。
    エミリーはリアちゃんに自分と同じニオイを感じたのでしょうね。

    それをすぐそばで聞いていたローガンはどう思ったのでしょうか。

    いずれにせよ、重いテーマが根底にありますが、この問題が今後どのような決着を見ることになるのか、更新楽しみにしています^^

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    1. >マリーさん

      いつもありがとうございます(´∀`)
      マリーさんの予感は当たってましたね~!
      さすがマリーさん鋭いな~と思っていましたよw

      マリーさんのお言葉、そうなのか~とすごくいろいろ考えさせられました。
      自分の過去を涙ひとつ流さずに語る方って相当なんですね。
      エミリーももしかしたら、整形してそれまでの自分とさよならしたのかもしれませんね、違う人間になるために。
      ただの外見からのコンプレックスだけでなく、それまでの過去にさよならっていう。
      でも人格的なものはやはり簡単には変えられるわけがなく、歪んだままの人生だったようですが。

      ホント、ディーンの言うとおり「卒業してからは自分の選んだ道」なんですよね。
      そこで軌道修正はいくらでもできただろうけど、彼女はそうしてなかった。
      たしかに自害しないだけ人生に完全に落胆したわけではないだろうけど。
      それにディーンに愛人契約を条件に出してきたことも、単純に「愛されたかった」というのが理由だったりするので、やはりそういう意味での希望(愛されること)を心のどこかで持っているのかもしれませんね。

      でも最後に流した涙はきっといろいろな意味があったんじゃないかと思うんですよね。
      愛してもらえない悲しみや、でもディーンがそのままで、純粋でよかったという安堵感や、抱きしめてもらえたことで少しは過去の自分が救われたかもしれないし。
      この人は私の中でいままでのキャラで一番複雑で一番難しいキャラなんですよね。
      内面を描くのが。
      しかもわりとギリギリに登場を決めたキャラだったりするので余計にw

      エミリーの一言でリアもローガンもハッとしていましたね。
      お互いにいろいろ考えたと思います。
      エミリーはそれまでの人生でも愛人だったりした経験があるようなので、やはりこの二人の関係にはすぐに気づいたようですね。

      今回のテーマ、たしかに重すぎたな~と思っていますwww
      急遽入れたにしては収拾つけるのむずかしすぎたかもw
      いやでもなんとか、がんばりますwww

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