Blue sky -sims3 story- へようこそ。
このブログはElectronic Arts社から発売されているPCゲーム「ザ・シムズ3」を使用したドラマ形式のストーリーブログです。
個人のファンサイトですのでEA社とは一切関係ありません。
〈 注意!〉
作中には卑猥な表現、画像も含まれております。
苦手な方はどうぞお引き取り願います。
2013/04/15
胸騒ぎ
ラトーシャ「珍しいね。」
アイビー「うん?」
ラトーシャ「アイビーが急に来るなんて。」
アイビー「ロミオが仕事行っちゃったから午前中暇になったんだ。」
ラトーシャ「そうなんだ?ロミオさん元気?」
アイビー「うん。元気でやってるよ~。仕事も減らしたし、最近は夢だった風景写真のほうに集中してる。」
ラトーシャ「そっか。」
アイビー「ラトはどう?ディーンとうまくやってる?」
ラトーシャ「うん。」
アイビー「ホント?ならいいんだけどさ。」
ラトーシャ「?」
アイビー「ホントはね、ディーンからメールあったんだ。」
ラトーシャ「・・・そうなの?」
アイビー「うん。ラトの様子見に来てやってくれって。」
ラトーシャ「・・・・。」
アイビー「なんかあったんじゃない?ディーンと。」
ラトーシャ「・・・なにもないよ。」
アイビー「ホントに?ディーン、不安に思ってるみたいだよ?」
ラトーシャ「・・・・。」
アイビー「私妹だから、ラト相談しにくいかもしれないけど・・・。もしディーンのことでなにかあるなら、話聞くよ?」
ラトーシャ「・・・・うん。」
アイビー「ディーンのこと・・・嫌いになった?」
ラトーシャ「そういうんじゃないんだ。」
ラトーシャ「もちろん好きだよ。気持ちは変わらない。」
アイビー「そっか。」
ラトーシャ「うん。でもね・・・。」
アイビー「うん・・・。」
ラトーシャ「そういう気持ちになれないんだ・・・。」
アイビー「・・・・。」
ラトーシャ「体を・・・求められても・・・・。」
アイビー「赤ちゃんのこと・・・やっぱりまだ・・・・。」
ラトーシャ「それもある。」
アイビー「そうだよね・・・。」
ラトーシャ「結局・・・心も体も・・・傷つくのは女だけなんじゃないかって・・・ディーンが私を求めてくるたびに悲しくなるんだ。」
アイビー「・・・・。」
ラトーシャ「それにね・・・ジャスミンって人のこと・・・。」
アイビー「うん。聞いてる。」
ラトーシャ「またこれからもディーンに言い寄る女は出てくるかもしれないじゃない?」
アイビー「そんなこと・・・。」
ラトーシャ「医者ってだけで言い寄ってくるような人もいるんだよ。そういうのよく聞くし・・・。それにディーン、優しいから・・・。」
アイビー「ラト・・・・。」
ラトーシャ「もしそうなったときに、私にはなにがあるんだろうって・・・。自分に自身なくしてるんだ・・・。もしかしたら・・・もう赤ちゃん産めないかもしれない・・・・。もしそんなことになったら・・・。」
アイビー「そんなこと絶対にない。」
ラトーシャ「でも・・・。」
アイビー「ラト、私ね。」
アイビー「実は・・・一度だけ、ロミオにムリヤリされたことがあるんだ。」
ラトーシャ「え?」
アイビー「デートレイプ・・・っていうんだって、そういうの。」
ラトーシャ「・・・もしかして・・・前にうちに泊まったとき?」
アイビー「うん。・・・ロミオ、ああ見えて嫉妬深いんだ。」
ラトーシャ「嫌いにならないの?」
アイビー「ならない。・・・っていうかなれない。惚れた弱みだよね、完全に。どうしようもなく好きなの。きっとどんなことされても離れないと思う。」
ラトーシャ「暴力とか・・・。」
アイビー「そういうのはないよ。大丈夫。」
ラトーシャ「そっか・・・。」
アイビー「女ってさ、気持ちがなきゃできないでしょ、そういうの。」
ラトーシャ「うん。」
アイビー「ラトが受け入れられないの、わかる気がするんだ。そういうときってあるよ。」
ラトーシャ「・・・・。」
アイビー「無理して受け入れてたら、きっとラトが苦しいと思う。」
アイビー「赤ちゃんのことも、まだ心の傷はすぐには癒えないよね。」
ラトーシャ「・・・うん。」
アイビー「ディーンって鈍感だからさ、言わないとわからないと思うんだ。」
ラトーシャ「・・・・。」
アイビー「ちゃんと、思ってること話してあげてほしい。ディーンなら絶対わかってくれるよ。」
ラトーシャ「そう思う?」
アイビー「うん。ディーンだもん、ちゃんとラトのこと待ってくれるよ。」
ラトーシャ「・・・そうだね。」
アイビー「ラトは弱音吐くの下手だから、私やララがいるんだからね。いつでも話くらいなら聞くよ。」
ラトーシャ「・・・うん・・・。・・・アイビー。」
アイビー「うん?」
ラトーシャ「ありがとう。」
アイビー「うん。」
上映前の劇場の中はまだ明るく、ざわついている。
ララが劇場に入ってくる。
自分の席をみつけ、座る。
ララ「 (さすがに金曜の夜だから混んでるわね~。) 」
ララ「 (最近引きこもってたから映画も久しぶりね。最後に来たのは・・・年末にローガンと観たときかしら・・・・。) 」
上映時間になり、映画がはじまる。
ララの好きなロマンス映画だ。
遅れて劇場へ入ってくるカップル。
ふとそちらに目をやる。
ララ「 (ローガンと・・・・あの子・・・・。) 」
ララ「 (デート中・・・?金曜の夜だものね・・・。) 」
ララ「 (・・・映画に集中できそうにない・・・・。) 」
1時間後。
リアの肩を抱くローガン。
ララが遠くから見つめていることに、二人はまったく気づいていない。
リアがなにやら話しかけている。
二人の距離が近づき、重なる。
ララ「 ! 」
ララ「 (もう限界・・・・。) 」
静かに劇場を立ち去る。
ローガンが去っていく気配に気づいてそちらに目をやる。
ローガン「 (今の・・・・。) 」
リア「ローガン?」
ローガン「うん?」
リア「どうかした?」
ローガン「いや・・・。ちょっとトイレ行ってくる。」
リア「うん。」
ローガンが席を立つ。
シアターからローガンが出てくる。
ローガン「 (あいつ・・・いたのか・・・・。) 」
リア「それでね~。久しぶりにケイティーに会ったんだけど・・・。」
リア「ケイティーってば・・・・ローガン?聞いてる?」
ローガン「・・・・。」
リア「ローガン?」
ローガン「ん?」
ローガン「ああごめん。ケイティーちゃんがなんだって?」
リア「うん・・・。ローガン、なにか悩み事?」
ローガン「いや。そういうんじゃないんだけど・・・。」
リア「?」
ローガン「悪いリア。俺先に帰るわ。」
リア「え?どうしたの?」
ローガン「ちょっと気になることがあって。悪いな、一人で帰れるか?」
リア「うん。ここからならうちもそう遠くないし、私は大丈夫・・・。」
ローガン「そうか。また連絡するから。」
リア「うん・・・。大丈夫なの?」
ローガン「ああ。」
ローガン「送ってやれなくてごめんな。」
リア「ううん。気にしないで。」
ローガン「また連絡する。」
リア「うん。気をつけてね。」
ローガン「ああ。またな。」
ローガンが席を立ち、バーを出て行く。
見えなくなるまでその後姿を見つめる。
リア「 (胸騒ぎがする・・・。ローガン・・・・女の勘って鋭いんだよ・・・特に私みたいな子は・・・・。) 」
リア「 (ローガン・・・・。) 」
登録:
コメントの投稿 (Atom)
なで肩さんこんにちは^^
返信削除アイビーちゃんが早速ラトちゃんのところに来てくれましたねw
こういう話はやっぱり女同士で、しかも昔からの付き合いで何でも分かってるアイビーちゃんが聞いてくれることで、ラトちゃんも自分の気持ちを打ち明けやすいし、気分的にもだいぶ楽になったんじゃないでしょうかね(*´∇`*)
ディーンくんも優しいし、しっかり向き合って話し合う事で、分かってくれるんじゃないでしょうかね?
本当に女性は気持ちがないと無理ですからね~ww
アイビーちゃんも、嫌な思いした経験があるからこそ、無理して出来るものでないというラトちゃんの気持ちもしっかり理解してくれてるので、いいんだと思いますねw
なかなかこういう話はパートナーとはしずらいけど、しっかり分かり合えるようにラトちゃんには頑張ってもらいたいですね~!!
そしてララちゃんは1人で行った映画館でローガンくんを発見!!
てかこの映画館、ストア品ですか?!
まだ買ってないけど気になってるんですよね~~( ´艸`)
結構、中もリアルで、いいなぁ~(*´∇`*)
ララちゃんの後ろの方にマロンちゃんがいる(笑)
男性と2人でデートかしら??
しかしララちゃんはローガンくんのデート現場発見しちゃったら映画に集中出来ませんよね・・・(´・ω・`)
途中で耐え切れず退出してしまいますが、それを察知するローガンくんて凄いなww
その後もリアちゃんとバーに行っても上の空だし・・・
なんかローガンくんの気持ちがますます分からないww
ギクシャクしてて落ち着かないっていうのは分かるけど、でもデート中に気になって帰っちゃ駄目でしょう!!
リアちゃんも不安ばかり大きくなるばっかりですよね・・・
なんか板ばさみ状態ではっきりしないローガンくん・・・何がしたいんだろう??
>ゆきさん
削除いつもありがとうございます(´∀`)
アイビーはちょうど時間があったのですぐにラトに会いに行きましたね。
ラトはもうアイビーとも家族になっているので、ほってはおけませんよね~。
兄嫁ということもあるし、夫婦の営みの話は正直親友であっても相談しずらいとは思うんですけどね(;^ω^)
ラトの場合は流産があったし、精神的ダメージが大きいだろうから、話を聞いてあげるだけでも少しは楽になったかもですよね~。
ラトも、普段あまり自分のことをしゃべらないアイビーがロミオとのことを話してくれたので、よけいに心を開きやすいというか、悩んでるのは自分ひとりじゃないとわかって安心したかもしれません。
実際デリケートな話だし、夫婦間でまじめに話すのはきついかもですよね(;^ω^)
お互いに努力しなければいけない問題ですね~。
ララはひさしぶりにでかけてみたらローリアのデート現場を目撃しちゃいましたよ(;´Д`)
そうなんです!ストア品です!!
ストーリーでいままでも何度か劇場前のシーンは出てきたんですが、なかなか中身を作るのはめんどうだな~と思っていたらちょうどよく出てたので即効で買ってしまいましたwww
割高でしたがその価値はありましたよ( ̄ー ̄)ニヤリ
私的になのであれですがw
劇場内はもっと小さくてVIPルームっぽいです。
撮影にはあれだな~と思って自分で改造しました~。
なかなかいい感じでしょう?(ノ´∀`*)
お気に入りなので改築したほうをセーブしてあるので今後も大活躍してくれると思います♪
そうなんですよ、マロンちゃんにエキストラ出演していただきましたw
隣に座ってるのはロミオの後釜のカメラマンであるギルバートですよ~(´∀`)
最近アイビーのスタジオシーンがないのでギルの登場シーンもないですよねwww
ララは映画より二人のことばっかり気になってしまって、キスを目撃してしまい逃げ出しましたね。
ララに気づいたローガンはその後リアとバーにいても上の空だし。
こんな状態で変えられたらリアじゃなくても不安になりますよね(;´Д`)
リアはララに気づいてないとはいえ、この子は勘が鋭いのでね(´・ω・`)
ローガン、まさに板ばさみですね~。
こんばんは~。夕飯の支度もせんで書き込みに来ているubichaでーす。
返信削除ローガン、リアとデート中だろ?
何考えてんねん?さすがにリアちゃん分かるよねーあれじゃ。
まだまだ安定してない感じですね~、この二人。
ローガンやっぱ気になるの?男として?親友として?
う~ん。目が離せないなぁ~。いや~、展開が楽しみです。
ラト、またまた心情が私と重なる。
「心と体・・・傷つくのは女だけ?」私もこう思ってましたよ、かつて。
女ってつくづく不公平だな~男になりたいな~って。
でも女には女で、女にしか味わえない幸せもあるよな~と最近気がつきましたよ。
あと、前回のお話のベッドで拒否られたディーンの顔。。。
可哀想だった~!あんな顔されたら「わかったHしよしよ」って私はなっちゃうwww
さ、飯作ってこよ~!
>ubichaさん
削除いつもありがとうございます(´∀`)
夕食の支度前にご訪問いただきありがとうございますm(__)m
ローガンはデート中に帰ってしまいましたが、あんなんじゃリアじゃなくても不安になりますよね~(;´Д`)
上の空とかいつものローガンと違うし。
ローガンがララのことを気にしてるのはどっちなんでしょうね( ̄ー ̄)ニヤリ
ふたりのつきあいももう10年以上たちますからね~。
ローガンの内面はたぶん誰よりも複雑なのかもしれません。
ラトの心情は女性ならこういう考えにたどり着きそうですよね。
子供を生むにしても流産にしても、苦労するのは女性のほうだし。
男性は体感していないから全部はわからないわけで。
そうそう、女には女にしか味わえない幸せがあるんですよ!!
私は次生まれ変わっても女がいいかな~w
ベッドで拒否られたディーン、内心(´・ω・`)ショボーンしてますよねw
ラトもそれがわかってるから複雑な心境なんですよね~w
「わかったHしよしよ」かわいいwww