リアのマンションを出たローガンが自宅へ帰ってきた。
ローガン「 (まだ11時だってのに明かりが付いてない・・・。いつもならニュース番組でも見てる時間なのに・・・。) 」
ローガン「 (あいつ、部屋にいるのか?最近顔見てないな。) 」
ローガンがララの部屋のドアの前に立つ。
ドアをノックしようと腕を上げる。
ローガン「・・・・っ。」
ローガン「 (・・・なにを言うんだ?『元気か?』『なにしてる?』・・・そんな言葉かけてどうする・・・?) 」
ゆっくりと腕を下ろす。
ローガン「 (・・・無意味だろ。) 」
ローガンが静かに立ち去る。
ドアを見つめるララ。
遠ざかっていく気配を感じ取る。
ララ「 (ローガン・・・。) 」
ララ「 (避けてるのは私自身なのに・・・会えないのが辛いなんて矛盾してるわよね・・・。) 」
ララ「 (この気持ちはどこにいけばいいの・・・・。) 」
階段を上がって二階にやってくるディーン。
静かにドアを開ける。
寝室は暗く、ラトーシャはすでにベッドに入っていた。
ベッドサイドの明かりをつけて、静かにベッドにもぐりこむ。
ディーン「ラト・・・・。」
ラトーシャ「うん・・・?」
ディーン「起こしちゃった?」
ラトーシャ「ううん・・・。まだ寝てなかった。」
ディーンが上半身を起こす。
ディーン「眠れないの?」
ラトーシャ「そういうわけじゃないけど。」
ディーン「じゃあ・・・さ。もうあれから1週間たってるから、生理もう終わったよな?」
ラトーシャ「ごめん。今日疲れてる。」
ラトーシャが寝返りをうって背を向ける。
ディーン「そうなの?」
ラトーシャ「うん。ごめんね。」
ディーン「そっか・・・。」
ディーン「おやすみ。」
ラトーシャ「おやすみ~・・・。」
ラトーシャ「・・・・。」
ベッド脇に置いた携帯電話が鳴る。
アイビー「んっ・・・。」
アイビーが目を覚まし、ロミオから体を離す。
アイビー「 (今何時・・・?まだ早い時間じゃない。こんな時間に誰だろ・・・?) 」
起き上がって携帯電話をとる。
アイビー「 (あ、メールか。ディーンからだ。いつもなら電話なのに、珍しいな・・・。) 」
アイビー「(ラトの様子がおかしいか・・・。とりあえず会いに行ってみるって返信しとこう。) 」
ロミオ「なんだ?メールか。」
アイビー「あ、ごめん。起こしちゃったね。」
ロミオ「いや、どうせ今日は午前中から仕事だ。」
ロミオ「誰とメールしてんだ?」
アイビー「ん~?ディーンだよ。なんかラトが心配だから会いに来てやってほしいって。」
ロミオ「ああ。流産したって言ってたな。」
アイビー「そう。精神的にまだ不安定なのかも~。あとでラトのとこ行ってくる。」
ロミオ「それよりお前、いつのまに俺のシャツなんか着てるんだ?」
アイビー「えへへ。だってパジャマにちょうどいいんだもん。」
アイビー「んっ・・・。」
アイビー「もう・・・。遅刻しちゃうよ?大事な打ち合わせでしょ?」
ロミオ「ちょっとくらいいいだろ。」
アイビー「ダメだよ。それに私もラトのとこ行く準備しないと。」
ロミオ「俺はまだ2時間ある。」
アイビー「もう・・・。ロミオってば最近甘えんぼさんだね。」
ロミオ「元々だよ。知らなかったのか?」
アイビーをベッドに押し倒す。
アイビー「きゃっ。」
首筋を熱い舌が這う。
アイビー「あっ・・・。」
たまらず声を漏らす。
アイビー「んっ・・・。」
追いかけるように舌が絡まる。
アイビー「 (もう・・・。私、ロミオに求められると逆らえない・・・・。) 」
アイビー「 (こうして私のことを求めてくれるのが嬉しいんだ・・・。) 」
ローガン!
返信削除なんか人間らしいぼやきを初めてきいたような
気がするのは私だけでしょうか?w
ローガンも一応ララのことが気にはなっているんですね。
そしてラトちゃんとディーン。
うんうん、わかるよーすごく。
時が癒してくれるといいんですけどね。
ディーンが待ってられそうにありませんが(;´∀`)
対してアイビー。
ロミオとの関係はうまくいっているようで。
家庭という形は気づけなくても
愛されているならいいですね。
>ふわりんごさん
削除いつもありがとうございます(´∀`)
ローガンの内情はいままでほとんど描いてきていないので、今回がはじめてですね~。
ローガンもちょっと前にララと口喧嘩してからララが避けているカンジなのでやはり後ろめたい気持ちがあるようです。
ラトはあいかわらずディーンのことを受け付けませんね(;^ω^)
まぁこれはしょうがないですよね~。
ディーンもさすがに落ち込んでると思いますwww
ディーンが待ってくれるのかどうか(;´Д`)
そこが問題です!
アイビーはロミオとらぶらぶですね(*´∀`*)
クリスマス前まではいろいろありましたが、それ以降はジェニファーのことを知ってもそんなに気にしてるそぶりはないですねロミオは。
今のアイビーにとっては、将来の結婚より今の幸せのほうが大事なのかもしれません。
こんばんわ!
返信削除ローガン君はララちゃんの事気になるけど・・・
声を掛けないのはローガン君なりの優しさだと思います;;
ララちゃんの気持ちも分かるなー・・・。
向こうから声掛けてくれる事を期待しているんですね。避けてるけど。
そして思ったとおりにならないと悲しくなる;;
ラトちゃんはディーン君の事避けているようですが・・・。
ディーン君分かってくれよ;;流産だぞ?命だぞ?自分の子供だぞ?
簡単に忘れるわけないよ!アイビーちゃんがディーン君にアドバイスしてくれたらいいのですが・・・;;
ロミオさんも少しずつだけどアイビーちゃんに愛の表現できるようになっているんですね。
今幸せでいい。何か分かるなー。
先の事なんて分からないし、考えれば考えるほどマイナスの方行って悲しくなるから今幸せならそれでいいと。
私も似たような経験したのですごく分かります。
>どーるぃさん
削除いつもありがとうございます(´∀`)
ローガンは前にララと喧嘩して以来ララに避けられてるみたいなのでやはり気にはしてますね~。
たしかに、ローガン的に「無駄に話しかけて刺激したくない」というのもあるのかもしれません。
こういうときはそっとしといたほうがいいのかもって。
ララは苛立ちもあってローガンを避けているようですが、やっぱりそこは向こうからきてくれるのを期待して待ってるんですよね。
女子ってこういうのありますよね~(;^ω^)
でも来てくれなくて悲しくなるwww
ラトはあいかわらず夜の営みを避けてしまってますね(;´Д`)
まぁこれはしょうがないとしか。
ディーンもそろそろおかしいと気づき始めたようですw
妹でラトの親友でもあるアイビーに相談してるようですね。
ロミオはクリスマス以来アイビーに素直ですね(*´∀`*)
前より甘えん坊になったというかw
アイビーはクリスマス前までのロミオとのぎくしゃく時期があったので、それを考えたら今の幸せが大事なのかもしれません。
将来なんてどうなるかわからないしね~。
将来の不安を今考えてどんどん落ち込んでもしょうがないですよね!!
なで肩さんこんにちは^^
返信削除ローガンくん、ララちゃん、互いに気まずく顔を合わせられないでいますね・・・
いつもクールなようでいるローガンくんも、やはりみんなの心情とか気配りとかに敏感なだけあって、ララちゃんに対して気がかりなようですし・・・
この生活いつまで続くのか・・・毎回言ってる様な気がするけど(笑)、もう同居はこの辺で潮時じゃないかな~と思うんですけどね~(´・ω・`)
そしてディーンくんとラトちゃんの関係は相変わらずですねww
まあデリケートな問題だから簡単には・・・って感じだけど、ディーンくんは今のところ無理にしようとはしてないけど、何回耐えられるかwww
避けるって事はもう愛情がないんだ・・・ってなって、爆発して絶対衝突するよ~この2人ww
どっちの気持ちも分かるので、どっちがどうとか言えないね、このケースはww
ディーンくんついにアイビーちゃんに相談ですか(´・ω・`)
アイビーちゃんが行ってラトちゃんの話を聞いてあげるだけでも、気持ちが楽になっていい方向に向いてくるかもしれないですしね~w
ところでアイビーちゃんメンズシャツをパジャマ代わり、可愛いですね~♪
てかロミオさんも最近は暴れる事も無く、甘えん坊宣言までしちゃってるじゃないですか(爆)
アイビーちゃんも好きだからこのままでもいいって割り切ってるつもりでも、少~しは将来考えちゃうんじゃないのかなぁww
>ゆきさん
削除いつもありがとうございます(´∀`)
ローガンとララはお互いにギクシャクしてるみたいですね(;´Д`)
ララがカンシャク起こしてからというものローガンを避けてるし、ローガンもそれに気づいてそっとしておこうと思ってるようです。
たしかに、そろそろルームシェアが苦しくなってきてますね(;´Д`)
とくにララが( ̄Д ̄;
ディーンとラトもあいかわらずw
ホント、ディーンがいつまでこの苦行に耐えられるかですよねwww
ゆきさんのだんな様ディーンの気持ち一番よくわかるかもしれません(;^ω^)私よりもwww
ディーンがポジティブな性格だからいいけど「愛情がなくなったんじゃ・・・」ってネガティブに考え出したらやばいですよね~。
ホント、ゆきさんはどちらの気持ちもわかってくれそう。
ディーンはアイビーに相談しましたね。
やはりこういうときは女同士のほうがいいとディーンもわかってるようです。
アイビーのシャツ、ホントはレディースのシャツワンピなんですけど、それっぽくていいですよね!
いつか使おうと思ってたんですよこのシュチュエーションwww
ロミオはクリスマス以来すっかり甘えん坊将軍化してますw
アイビーも今はいいかもしれませんが、またなにかの拍子に将来のことを考えて不安になりそうですよね(;^ω^)