ディーン「二人で会うの、久しぶりだな。」
アイビー「そうだね~。」
ディーン「この前はありがとな。わざわざうちまで来てくれたんだって?」
アイビー「うん。ちょうど時間あったから。」
ディーン「そっか。・・・ラト、なんか言ってたか?」
アイビー「あ~、うん。」
ディーン「・・・なんて?」
アイビー「う~ん・・・まだ気持ちの整理できてないみたい。」
ディーン「流産のこと?」
アイビー「うん。」
アイビー「男と女って、体だけじゃなくて脳の作りも違うでしょ?」
ディーン「うん。」
アイビー「女は子供のことは恋愛と違ってそう簡単に切り替えられないよ。」
ディーン「でももう2ヶ月たったしさぁ~。それに俺に体触られるのも避けてるみたいだし・・・。」
アイビー「たった2ヶ月でしょ?ラトが何年ディーンのこと好きだったと思ってるの?」
ディーン「・・・・。」
アイビー「ラトには今は時間が必要なんじゃないかな。」
ディーン「そっか・・・そうだよな。」
アイビー「ディーンの気持ちもわかるけど、もうちょっと長い目でみてあげて。」
ディーン「・・・わかった。」
アイビー「たまには二人でどっかでかけてみたら?また旅行に行くとか。」
ディーン「そうだな。」
アイビー「うん。くれぐれも余所見なんかしないようにね。」
ディーン「するかよw」
アイビー「だよねw」
ディーン「お前のほうはどうなんだ?」
アイビー「仕事なら順調だよ~。来週夏物の撮影で海外に・・・。」
ディーン「そうじゃねぇよ。ロミオさんだよ。」
アイビー「ロミオ?うまくいってるよ?」
ディーン「いや、クリスマスパーティーにも来れなかったからさ。」
アイビー「あ~、今度また写真集出すから忙しいみたい。」
ディーン「お前らももう3年半だろ?」
アイビー「うん。」
ディーン「結婚の話とか出ないのか?」
アイビー「う~ん、お互い仕事がうまくいってる時期だから・・・。」
ディーン「仕事がノッてるときこそ、結婚したほうが運気に乗れるんじゃないか?」
アイビー「でも私もまだ・・・仕事続けたいんだよね。」
ディーン「そっか。」
アイビー「うん。考えてないわけではないんだけどね。」
ディーン「お前がちゃんと考えてるならいいんだ。正月帰ったとき母さんも心配してたからさ。」
アイビー「そっか。たまには電話してみるかな。」
ディーン「おう。そうしろ。」
アイビー「サムちゃんもうおなか大きかった?」
ディーン「うん。ちょっと顔も丸くなってたな。」
アイビー「あははw ホントは太りやすい体質なんだって~w」
ディーン「そうなのかw」
リア「どうぞ~。」
ローガン「お邪魔します。」
リア「寒くない?暖房入れたからすぐ温まるよ。」
ローガン「ああ。」
リア「コーヒー淹れるね。」
ローガン「いや、いい。それより話が・・・。」
リア「私飲みたいから遠慮しないで。ローガン濃いめのミルクちょっとだったよね?」
ローガン「リア。」
リア「テレビつけてくつろいでていいよ~。先にシャワー浴びててもいいし♪」
ローガン「リア、聞いてくれ。」
リア「もう~そんなにせかさなくても。あとでゆっくり聞くから。あ、ベッドの中でもいいよ?」
ローガン「別れよう。」
リア「も~ローガンったら、エイプリールフールには早いよ?」
ローガン「冗談で言ってるんじゃない。」
リア「コーヒーできたよ。愛情たっぷりのおいしいやつだよ♪」
ローガン「リア、俺は真剣なんだ。」
突然リアが振り向く。
リア「なんで?」
ローガン「やっぱりムリだ。一緒にいたら愛って感情がわかるかと思ったけどダメだった。」
リア「意味わかんない。」
リア「まだ2ヶ月もたってないよ?そんなのでわかるわけないよ。」
ローガン「いや、きっとこれからも変わらないと思う。」
リア「別に、私ならずっと待つし・・・。」
ローガン「お前は俺じゃダメだ。もっと自分のこと大事にしてくれる男をみつけろ。」
リア「なに言って・・・。」
ローガン「お前にはホントに申し訳ないと思ってる。だからこそ、これ以上一緒にはいられない。」
リア「なんで?いままで一緒にいてくれたじゃない。私はローガンがいい。ローガンじゃなきゃイヤなの。」
ローガン「ララと寝た。」
リア「え・・・?」
ローガン「浮気したってことだ。」
リア「べ、べつに浮気ぐらい・・・範囲内だもん。」
ローガン「リア、お前もいいかげん目を覚ませ。俺みたいな男じゃお前は幸せにはなれない。」
リア「そんなのっ・・・私が幸せかどうかなんて決めるのは私だもん。」
ローガン「もうお前とは会わない。」
リア「ローガ・・・。」
ローガン「お前なら大丈夫だ。俺よりいい男みつけて幸せになれ。」
ローガン「さよならリア。」
ローガンが背を向け立ち去る。
リア「待って!」
後ろから抱きつく。
リア「やだよ!絶対ヤダ!」
ローガン「・・・・。」
リア「お願いローガン!セフレでもなんでもいいから!私から離れていかないで!」
リアの瞳から涙がこぼれる。
ローガンが振り向きしがみつくリアの体を引き剥がす。
リア「やだよ・・・・。」
ローガン「リア。」
ローガン「俺といても幸せにはなれない。お前もわかってるはずだ。」
リア「でも・・・好きなの。」
ローガン「俺はお前のこともて遊んでただけだ。もう終わりにしよう。俺のことを憎め。お前はなにも悪くない。」
リア「やだよ!」
ローガンが玄関へ向かう。
リア「ローガン!」
リア「私のこと好きって言ったのは?」
ローガン「・・・・。」
リア「あれは嘘だったの?」
ローガン「好きじゃない。都合いい女だからそばにおいてただけだ。」
リア「嘘・・・。なんで嘘つくの・・・?」
ローガン「嘘じゃない。もう終わりだ。」
ローガンが立ち去る。
リア「ローガン・・・。」
消え入りそうな声で名前を呼ぶ。
リアがその場に泣き崩れる。
リア「うぇ・・・・ローガン・・・・ううっ。」
リア「 (なんで最後に嘘ついたの・・・。嫌われて私から離れるつもりだったの?そんなのムリなのに・・・。) 」
リア「 (そんな優しさ・・・よけいつらいよ・・・・。) 」
おおおおおお!
返信削除急展開><
ローガン、リアちゃんのこと大事に思っていたんですねぇ。
別れてあげるなんて。
あぁ、でもリアちゃん泣かせやがって
こんちくしょう!というのが正直なところですがw
しかも、このままララのもとにいくとも思えませんね。
だって「愛」って感情がわからないっていってますもんね。
ララともさよならなのかなぁ。
ララは逆上しそうですがww
続きが気になって仕方がありません!
>ふわりんごさん
削除いつもありがとうございます(´∀`)
ローガンはとうとうリアに別れを切り出しましたね~。
最後の感じから、リアのことを大事に思っていたのはわかりますよね。
リア自身それに気づいているからこそよけいにつらい・・・。
ララとはどうなるんでしょうね~。
ローガンはララと寝てもまだ「愛」についてはわかっていないようです。
この人はいつになったら人を愛せることができるのか(;´Д`)
そしてララとのことはどうするのかw
ララ逆上www
どうなんでしょうね( ̄ー ̄)ニヤリ
なで肩さんこんにちは^^
返信削除題名見て、あの次でもう?!って思ったけど、あ~~、やはり・・・別れてしまいましたか・・・wwww
「愛」でない事は分かったけど、ローガンくん自身、責任とか、こんな自分ととか、そういう色々な想いがあっての、選択?!
リアちゃん可哀想だけど、こんな状態で続けてても、別れるなら早い方が・・・とは言ったってしんどいよねぇ~(´・ω・`)
なんとも言えません、ローガンくんの考えてる事もよく分からないし・・・
ただ、リアちゃんの事を思っての事だとは思うんだけど・・・
いい子だし、普通に幸せ見つけて欲しいっていうのだとww
この後、どうなるかっていうのが本当に気になりますよね・・・
ララちゃんとどうするんだろう・・・
別れたって知ったら、ララちゃん絶対に期待持っちゃうと思うけど、なんかドロドロだなぁ・・・(´Д`|||)
ディーンくんは、妹のアイビーちゃんにラトちゃんの話聞く事で、少し理解してラトちゃんの事を気長に待ってくれるようになるといいですねw
ディーンくんはディーンくんで、妹のアイビーちゃんが上手く行ってるのかも気になるみたいですねw
そりゃそうですよね~、結構付き合ってて、将来的な話が1度も耳に入ってこないとやはり兄としても心配になりますよね(´・ω・`)
アイビーちゃんも将来が見えないから、切ないなぁ・・・
>ゆきさん
削除いつもありがとうございます(´∀`)
タイトルではっきり書いてるのでわかりますよねw
やはりローガンもララとやってしまったあとですから、リアと何事もなかったように付き合うのはムリだったようです。
ララと寝たことで、「愛」という感情がまだわからなかったみたいですが、ローガンはこのままリアとつきあってもお互いよくない、ということはわかったようです。
リアのこと、自分のことを考えた上での選択でしょうね。
リアも、ローガンが自分のことを考えてくれた上での選択だとわかっているからこそ、つらいんでしょうね。
リアはローガンのこと大好きだったので(;´Д`)
ララとはどうするんでしょうね~。
リアと別れたことでララと付き合いはじめる可能性もなくはないですが、まだ「愛」についてはわかってないようですしね。
ドロドロですね(;´∀`)
アイビーはラトと話したことをディーンに報告しました。
はっきりとは言ってないけど、ちゃんとディーンもわかってくれたみたいです。
そしてディーンもアイビーのことは心配してますね。
仕事が特殊だからなかなか結婚もむずかしいとはわかってくれてるんですが、やはり自分の妹だから心配になりますよね(;´∀`)