2013/08/04

堕天使の涙





























ゆっくりとタイラーの唇が離れる。


タイラー「・・・・ごめん・・・突然。」

















リア「大丈夫です。ちょっと・・・びっくりしたけどw」

タイラー「そうだよねw」

リア「はい・・・。」

















リア「えっと・・・・。」

タイラー「え・・・?(もしかして・・・部屋に・・・?////)」

リア「じゃあ・・・もう中入りますね。」

タイラー「あ・・・うん。」

リア「おやすみなさい。」













タイラー「おやすみ。」


リアが玄関を開けて入っていく。

















リアが中に入るとソファーでアランが寝ているのが目に飛び込んでくる。



















リア「 (アランもう帰ってたんだ?あの人とは、どういう関係なんだろう・・・?) 」



















リア「アラン、こんなところで寝たら風邪ひいちゃうよ?起きて。」

アラン「ん・・・・。」

リア「アラン~。」















アラン「・・・・今何時?」


アランがゆっくりと体を起こす。


リア「11時だけど?」

アラン「・・・思ったより早かったね。」












リア「え?」

アラン「デートだろ?」


アランが立ち上がる。


リア「そうだけど・・・なんで・・・。」












突然アランがリアに抱きつく。


リア「ちょ・・・。」

















リア「ア・・・アラン・・・?」

アラン「・・・・。」

リア「また変なことする気なら・・・。」

アラン「しないから。」

リア「・・・・?」

アラン「・・・お願い。」










アラン「ちょっとでいいから・・・・こうしてて。」

リア「・・・・?」

アラン「ちょっとだけ・・・・。」

















リア「・・・・。(あ・・・・また・・・・。) 」




















リア「 (またあの子・・・・。) 」


脳裏に浮かぶビジョン。
男の子はうつむいている。
















リア「 (泣いてるの・・・?) 」


リアの中に流れ込んでくる感情。
悲しみと苦しみ。
以前のような怒りや憎しみの感情はない。















リア「 (わかった・・・・この子・・・・すごく傷ついてる。癒されたがってるんだ・・・・。) 」




















やさしくアランの背中に腕をまわす。
ゆっくりと背中を撫でる。



















リア「 (大丈夫・・・・。癒すのは得意だから・・・・。ローガンにもよく、こっそりやってあげてたし。) 」



















アラン「リアは・・・あったかいね。」

リア「・・・そうかな?」

アラン「うん・・・。すごく・・・あったかい。」
















リア「熱でもあるのかなぁ?」

アラン「・・・そうかもね。」


















タイラー「 (リアちゃんの唇・・・めちゃめちゃ柔らかかったな~・・・。) 」




















タイラー「 (・・・・待て、キスだけでいいのか?もうちょっと攻めたほうがよかったんじゃないか?彼女だって・・・受け入れてくれてたし、それを望んでたかもしれないよな?) 」


















タイラー「 (ここで帰ったら男が廃る!せめて部屋だけでもあげてもらおう・・・。そんでせめてあのおっぱいを・・・・。) 」



















タイラー「 (まだそのへんにいるかもしれないよな?窓から様子伺ってみようか?) 」



















タイラーが立ち止まる。
二人が抱き合っている姿が目に入る。









































ゆっくりと足音を立てないように去っていく。




















月曜日。





















リア「おはようございま~す。」


ドアを開けてリアがオフィスに入ってくる。


タイラー「おはよう。」














リア「タイラーさん、この前はご馳走様でした。」

タイラー「あ、うん。」


















リア「あの映画のパンフレット、今度貸してもらえますか?」

タイラー「あ~・・・うん。今度持って来るね。」

リア「はい。お願いします。」
















リア「 (あれ?なんか反応が微妙じゃない・・・?私なんかしたっけ・・・?) 」



















リア「 (・・・・まぁいっかぁ~。) 」
































































レオン「よぉ。」

タイラー「お疲れ様です。」

レオン「土曜はどうだったんだ?乳は拝めたのか?」

















タイラー「・・・・拝めてませんよ。」

レオン「なんだよ。男らしくないな~。」

タイラー「途中まではよかったんですよ・・・。キスしたとこまでは・・・・。」















レオン「キスしたんだ?やるじゃん。」

タイラー「家に送って、中でコーヒーでも、っていうのを期待したんですけど、ないから無理矢理キスしちゃったんですよ。」

レオン「へぇ~。それで?」















タイラー「それで一旦別れたんですけど、やっぱり部屋見たいって思ったからもう一回アタックしようと思って窓から中覗いてみたんですよ。」

レオン「ほうほう・・・。(覗きかよ・・・。) 」

タイラー「そしたら彼女、あのバーテンと抱き合ってたんですよ?」














レオン「ちょ・・・・マジかよ。それはきついな。」

レオン「ですよね・・・さすがにショックでしたよ・・・。俺とキスした後なのに・・・・。」

レオン「 (たしかに。) 」














タイラー「やっぱりあのバーテンとすでにいい感じだったんでしょうね。きっと二人で俺のこと笑ってたんですよ・・・。」




















レオン「待て待て。お前それはちょっと考えすぎだろう?」

タイラー「いや、きっとそうですよ・・・。」

レオン「お前の誤解かもしれないんだし、もうちょっと焦らないでじっくり攻めてみたらどうだ?」

タイラー「もういいんです・・・。」

レオン「は?」











タイラー「いや、なんかもうよくわかんなくなってきちゃったんですよね・・・。彼女のことホントに好きだったのかも・・・・。」

レオン「・・・・。」

タイラー「たしかに可愛いとは思いますけど・・・・。元カノと別れて寂しかっただけなのかもしれません・・・。」













タイラー「もうちょっと冷静に考えて見ます。」

レオン「ああ・・・うん・・・・。」

タイラー「じゃ・・・。」


タイラーが立ち去る。


レオン「・・・・。」










レオン「 (ったく・・・・女に幻想抱きすぎるからこんなことになるんだよ。女だって所詮男と同じ・・・いや、むしろ女のほうがずる賢い分タチが悪い生き物なんだから・・・。) 」


















午後。





















静かなオフィスにキーボードを叩く音と、誰かの話し声が響く。





















リア「 (あの男の子はたぶん・・・・アランの中にいるもう一人のアランなんじゃないかな?あの子は表に出さないアランの感情を、一人で抱えてるんだ・・・・。) 」



















リア「 (アランの時間は止まってるんだ・・・。あの子供の頃からずっと・・・・。きっとなにかのトラウマがあって・・・・。でもそんなの絶対話さないだろうしな~・・・・。聞くのも怖い気がする・・・・。) 」




















タイラー「・・・・。」




























4 件のコメント:

  1. こんにちわーv先日のチャットでは有難う御座いましたv
    さっちゃんがいかにバカかと言う事が伝わったと思います(何それ可哀想)

    そして今回も読ませて頂きましたーv
    タイラーさん思い切りましたねー!頑張って本気度アピールをしているのがヒシヒシと感じ取れます
    それに対しのリア…ちょっとビックリしつつも、まぁいいか…
    と言うようなvvv

    タイラーさんが恋する中学生男子のように思えてきましたよ(笑)vv
    それに引き換えしてみたらリアとあのイケメンバーテンが抱き合ってたとかvv
    ここだけ見るとショック際わりないですよね~vv
    めっちゃバカにされたように気にもなるし…やっぱイケメンか…ガックリ
    それならそうと言ってくれよな…って思っちゃうし凹みますよね~
    相手アランとか勘弁してほしいわまったく(笑)

    アラン…じわじわと来ていますね…
    気分屋のわがまま王子なのはもう分かった事ではありますがv(笑)
    リアに対して助けてほしいところがあるんだろうかな?
    と思った次第です
    なんかあれよね、リアって内に秘めるタイプの男に弱いのか?
    っていうか、そういう男に自然と自分から引き合わされに行ってるような気がします

    ローガンの事と言い、元ビッチといえど
    根が優しくて真面目で一途な子ですから、どこか私がこの人を助けてあげなきゃ
    とかそう思うところがあるのかもしない…と、さっちゃん思ったアルヨ

    翌日の会社では、ソッケないタイラーさん
    なんかわかる気がしますが、ちょっとわかりやすすぎてワロタvvv
    きっと複雑なんだろうね、諦めとバカにされた感と…
    浮かれてた自分が情けなくってアホらしいのかなって

    そして出てきたよ、カリスマKY兄貴ことレオン
    乳拝めたかって!!バッカやろ!!vvvvv
    むしろこいつ初めて会った日にワンナイトラブしてるもんな!!
    もしこれでタイラーさんリアとそんな関係になってたらさ

    レオンと穴兄弟になっちゃうよ!逆によかったよ義兄弟にならんくって!!(そういう問題?)

    でも最後にレオンがポソっと思ったこと…
    これ本当にそうよね~…女のほうが陰湿な分タチが悪い…うんうん
    男同士の友情ってそうそう壊れることってないみたいだけど
    女同士の友情なんて、ちょっと男が絡んだりしたくらいで崩壊ものですしね
    レオンはあれなのか…根がロマンチストなのかな?

    また次回も楽しみにしておりますvvv
    あ、そして!!うちの次の82話目(R18)なのですが…
    以前なで肩さんにリクエストして作って頂いたチンしゃぶポーズvvv
    大活躍ですのでねvvやっと本領発揮させることが出来ますv
    有難う御座います~vvv
    ほんと、なで肩さんのエロティックポーズを拝むと
    ハサウェイで1発書きたくなるこの衝動をどうにかして下され(知らんがな)

    ではまたv(#^.^#)v

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    1. >SACHICOさん

      いつもありがとうございます(´∀`)
      こちらこそ、先日は楽しい時間をありがとうございました~♪
      また是非是非(ノ´∀`*)

      タイラーはまじめだしまっすぐなんですよね~。
      だからこそ、リアの裏切り(と勝手に思っている)が許せなかったんでしょうね。
      ホント、この人の恋愛感は中学生並みなんですよw
      長年つきあっていた彼女と別れたばかりで、恋愛のいろはをすっかり忘れてしまっているので、どうキスに持ち込むのかも忘れちゃってますよねw
      逆にリアにとっては「かわいいな~」くらいなカンジだったんですけどね・・・。
      残念ながら、アランと抱き合っている姿をみてしまったので、タイラー的にもうナシになっちゃいましたね~。

      そうそう、リアは内に秘めるタイプの男性と縁があるんですよ。
      これはリアの運命というか役割的なものもあって。
      のちのち出てくるんですが。
      自分から引き寄せているのもあるでしょうね~。

      アランは今回自分からリアに近づいてきましたね。
      リアに対して求めている部分はありますよねアランは。

      そしてレオンカリスマKY兄貴ワロタwww
      たしかに、もしリアとタイラーがうまくいって体の関係になってたらタイラーとレオンは穴兄弟ですよねwww
      ならなくてよかったようなwww
      レオンはなんとも思ってなくても(ローガンとリアの関係を知ってて寝てたしw)タイラーはかなり気にするでしょうねwww

      ホント、レオンのセリフはすごく共感できるセリフじゃないかと思うんですよね。
      女より男の人のほうが純粋なんですよ根が。
      むしろ、頭と下半身が別の生き物、なだけわかりやすい生き物なんですよね。
      それにくらべて女性は強い分、ずるいし悪賢いし、悪質っていうwww
      いい子と悪い子の差が男性より激しい気がしますね。
      まぁ女は男に比べて白黒つけたがらないし、曖昧でおkな部分もあるからねwww

      レオンのこのセリフでレオンのことがちょっとわかったと思うんですよね( ̄ー ̄)ニヤリ
      この人は表面的にはKっぽい性格ですが、内面は完全にJです!
      完全にロマンチストですねw
      通常プレイではなにげにイクメンだしねwww
      甥っ子の世話してるのクレアかレオンだよ完全にwww

      おお!
      次回の更新でうちのしゃぶしゃぶポーズですか!!
      っていうかええ?!あれをエリザさんがやるの??
      冗談でしょ?!(^ω^;)(;^ω^)
      ちょっと調教しすぎじゃないかハルさんwwww
      んでハサウェイさんのスピンはいつになるの?( ̄ー ̄)ニヤリ

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  2. なで肩さんこんにちは^^
    あのキスの後、タイラーさんはやっぱり中にと期待しちゃったようですねw
    リアちゃんから反応があれば、当然ですよねw
    でもそのままお別れw
    しかし、あそこまで行ったら、男としてはもうちょっと・・・と期待しちゃいますかね、また戻ってしまったら何と!!
    窓からあんなシーンを見てしまうとはまたタイミングの悪いwww

    アランくんはリアちゃんに対してどういう感情を持ってるんでしょうねw
    気に入ってるのは気に入ってるっぽいけど、何か助けを求めているというか・・・
    この人なら分かる的なそういう何かがああるんでしょうかね。
    またリアちゃんの脳裏に飛び込んでくる男の子の映像がその鍵なんでしょうね(´・ω・`)

    月曜日、出社後のタイラーさんはリアちゃんに素っ気無いですねww
    まあ仕方ないですよね~(´・ω・`)
    あの場面見たら、どうしたって・・・
    完全にタイラーさんの勘違いではあるけど、それでもタイラーさんがそこで「もういいや」と思ってるということは、そこまでだったのかもしれませんねw
    リアちゃんも、様子が微妙・・・でもまあいいか。って感じだし、もともとこの2人はそういう縁は無かったのかな~という感じがしますねw
    まだ分からないですけどwww
    リアちゃんも、それどころかずっとアランくんの事が気になってるようですしねw
    それにしても、本当にアランくんのあれは何なんでしょうかね~。

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    1. >ゆきさん

      いつもありがとうございます(´∀`)
      キス後の進展を期待しちゃいましたね~タイラー。
      まぁしょうがないっちゃしょうがないですよねw
      男性がキスだけで我慢できるわけないだろうしwww
      しかしリアはあっさり帰っちゃいましたw
      しかもアランと抱き合ってるシーンみちゃったもんだから(;´Д`)

      アランはリアに対しては好意的ですよね。
      なにか求めてるっぽいし。
      リアも気になってるようで、アランのヴィジョンのことを考えてましたね~。

      アランとリアのことを完全に誤解しちゃってるタイラーですが、さすがに引いちゃってるみたいですねw
      この人はまじめでまっすぐな人なので、やっぱりこういうのは許せなかったみたいです。
      リアもそれに対してとくに気にしてる様子はないし、むしろアランのほうが気になっちゃってるみたいですもんねw

      アランについては徐々にしか明らかになっていきませんねwww
      相変わらずなぞが多すぎますw

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