Blue sky -sims3 story- へようこそ。
このブログはElectronic Arts社から発売されているPCゲーム「ザ・シムズ3」を使用したドラマ形式のストーリーブログです。
個人のファンサイトですのでEA社とは一切関係ありません。

〈 注意!〉
作中には卑猥な表現、画像も含まれております。
苦手な方はどうぞお引き取り願います。

2013/07/22

美しすぎる悪魔の仮面






























リア「ふぁ~・・・。」


リアがベッドから起き上がる。
つけっぱなしのライトが部屋を照らす。
暗闇を怖がるリアは、一人で寝るときは常にライトを点けたまま寝ている。
















リア「シャワー浴びよ・・・。」





















リアが階段をあがるとバスルームのドアが開いてアランが出てきた。




















アラン「おはよ。」

リア「あ、おはよ~・・・。」

















アラン「なに?俺の裸見にきたわけ?」




















リア「へ?」

アラン「朝から欲求不満だな。あんたも。」


















リア「ちょ・・・・お酒臭っ!アラン酔っ払ってるの??」


リアが鼻をつまんで顔の前で手を振る。


















アラン「飲んでちゃ悪いのかよ。俺だってたまには酒くらい飲むさ。」


あからさまにムッとした顔でリアを睨む。
















リア「もぉ~、朝からやめてよね。こっちは寝起きなのに。」

アラン「はぁ?」


















リア「きゃっ!」


突然アランがリアを壁際に追い詰める。

















リア「ちょっとアラン・・・。」

アラン「あんた、年下だと思って俺のことバカにしてんだろ?」

リア「べつにそんな・・・。」

アラン「俺があんたのこと抱かないって言ったから、油断してんじゃねぇの?」

リア「なに言って・・・。」

アラン「俺だって男だってこと、忘れたわけじゃないよな?」









リア「・・・アラン、飲みすぎ。酒臭いし、そこどいてよ。」

リアがキッと睨みつける。


















アラン「へぇ~、怒った顔もそそられるね。」


アランがリアの顎にそっと触れる。


リア「ちょっとアラ・・・・。」

アラン「あんたっておいしそうな唇してるよねぇ?俺、厚い唇好きなんだよね~。キスしたら気持ちよさそう。」


唇に息がかかるほどの距離でアランが囁く。










リア「ご、ごめん。私が悪かったわよ。・・・だから冗談はもう・・。」


リアがやんわりとアランの胸を押し返す。

















リア「んっ・・・。」


突然アランがリアの唇を塞ぐ。

















リア「!!」


リアが目を見開く。


















一瞬だけ脳裏に浮かぶビジョン。
ものすごい憎悪や嫌悪感がリアに襲い掛かる。
自分以外の者すべてを憎み蔑むような表情の血だらけの幼い子供。


















しかしその目の奥には微かに悲しみが宿っていた。





















リア「・・・っ!」


たまらず目を瞑る。

















パシッ




廊下に乾いた音が響き渡る。















リアが走り出し階段を駆け下りていく。


アラン「・・・・。」

















アラン「・・・・ふっ。」




















リア「ハァ・・・ハァ・・・・。」


息を切らして部屋に駆け込んだリアが、ドアを背に鍵をかける。

















リア「 (なにあれ・・・・。あんな強い感情・・・今まで感じたことがない。悲しいのに・・・泣けなくて苦しい・・・・。) 」




















リア「 (そしてそれを覆い尽くすくらいに強い憎しみや苛立ち・・・。姿は幼い子供なのに・・・まるですべてを知ってる大人みたいな・・・・。)」




















リア「 (怖い・・・・。)  」










































リア「おはようございます・・・。」


ドアを開けてリアがオフィスに入ってくる。


タイラー「おはよ~。」















タイラー「あれ?今日はのんびりだね。いつも俺より早いのに。」

リア「はい・・・。」

タイラー「なんかあった?」
















リア「ちょっと・・・体調がよくなくて。」

タイラー「そうなんだ?大丈夫?」

リア「はい。薬飲んできたので・・・そのうちよくなると思います。」
















タイラー「あんまりムリしないようにね。ひどかったら早退してもいいんだからさ。」

リア「はい。ありがとうございます。」

















リア「 (あのビジョンを見てから、すごい倦怠感と頭痛がする・・・。イライラするし・・・なんなんだろう・・・・。) 」




















午後の休憩時間。
リアが自動販売機前にいるとレオンが入ってくる。


レオン「よぉ。」

















リア「どうも・・・。」

レオン「相変わらず顔色悪いみたいだな。大丈夫か?」


















リア「大丈夫です。薬も効いてきたし。」

レオン「そうか?それにしては青い顔してるぞ?」



















レオン「ムリすんなよ。急ぎの仕事なんてねぇだろ?あんたが帰っても誰も困らねぇよ。」




















リア「あんたたち社員と違って私は派遣なんだから、働かないと稼げないの。もう気分もよくなったから平気よ。ご忠告どうも。」



















リアが炭酸をあおる。


レオン「おいおい。炭酸は具合悪いときはダメだろ。胃には刺激が強すぎるぞ。」
















リア「うるさいなぁ・・・。」


ぼそりとつぶやいてリアがゴミ箱に空き缶を投げ捨てる。


レオン「聞こえてんぞ。」














レオン「あんたなぁ・・・。」

リア「大丈夫だって言ってるでしょう?もうほっといてよ。」


リアがレオンの横を通り過ぎる。
















レオン「 (あいつなにイライラしてんだ?生理か?体調悪いのもそれか。) 」




















バタッ


レオンの背後で鈍い音がしてリアが倒れる。
















レオン「おいっ!」


振り返ったレオンが慌てて駆け寄る。

















レオン「大丈夫か!?おい!」





















レオン「リア!!」