2012/08/13

確信







サマンサ「私、来るべきじゃなかったですね。帰ります。」


サマンサが立ち上がる。


ネオ「サマンサさん。」

























ネオ「待ってください。」


ネオが立ち上がりサマンサを引き止める。


サマンサ「嫌いならはっきりそう言えばいいじゃない。」




















ネオ「嫌いだなんて言ってないでしょう?」

サマンサ「なんでそんな遠まわしな言い方をするの?」

ネオ「だから・・・。」

























サマンサ「私は・・・ネオさんのこと好きです。」

ネオ「・・・・。」

サマンサ「じゃなかったらキスなんてしない・・・・。」

ネオ「サマンサさん・・・。」

サマンサ「そんな軽い子だと思ったの・・・?」





















ネオ「そんな風に思ってません。」

サマンサ「・・・・。」

ネオ「俺だってサマンサさんが好きです。」

























サマンサ「じゃあどうして・・・。」

ネオ「サマンサさんには俺はつり合わない。」

サマンサ「・・・・怖いの?」

ネオ「・・・・。」
























サマンサ「私は世間体なんて気にしない。いままでもそうしてきたし、自分がやりたいようにやる。」

ネオ「・・・・。」

サマンサ「恋愛と仕事は別です。どうして一緒に考えるの?」

ネオ「・・・・。」

サマンサ「好きなら逃げないでよ。」



















ネオ「・・・・ホントにいいんですか?俺で・・・。」

サマンサ「・・・・ネオさんがいいんです。」

ネオ「遠距離になりますよ。」

サマンサ「3時間で会える距離は遠距離って言わない。」























ネオ「サマンサさん。」

サマンサ「はい。」

ネオ「俺と付き合ってください。」

サマンサ「・・・・ホントにいいの?」

ネオ「はい。俺も覚悟決めます。」

サマンサ「つきあってること、マスコミに公表することになっても?」

ネオ「かまいません。」

サマンサ「こちらこそ・・・よろしくお願いします。」
















サマンサがネオの胸に飛び込む。


サマンサ「大好き・・・・。」

ネオ「サマンサさん・・・。」

サマンサ「ネオさんに迷惑はかけません。一般男性だって公表したら、マスコミはネオさんのところまではこないから大丈夫。」





















ネオ「大切にします。絶対に。」

サマンサ「うん。」































































ネオの部屋の前にレオンがいた。


ネオ「 (んっとに素直じゃないだから兄貴は。) 」























レオン「 (まぁサムちゃんなら大丈夫そうだな。) 」






























レオン「 (それにしても兄貴ばっかりずるい!たまにはアイビーに連絡してみるかな~。) 」

ダコダ「ニャ~?」



























ディーンとケイティーは映画の後、カフェでお茶をしていた。


ケイティー「最後のどんでんがえしがすごかったですよね~。」

ディーン「・・・・。」


























ケイティー「・・・ディーンさん?」

ディーン「え?」

ケイティー「つまんないですか・・・?」

ディーン「そんなことないよ?なんで?」

ケイティー「ぼーっとしてるし・・・映画のときも、心ここにあらずって感じだったから・・・。」




















ディーン「あぁ・・・ごめん。ちょっと考え事してて。」

ケイティー「なにか悩み事ですか?」

ディーン「まぁそんなとこかな。」

ケイティー「私でよければ・・・話してください。」

ディーン「う~ん・・・。そうだね~。」






















ケイティー「・・・私みたいな子に軽く話せるような悩みじゃなかったですかね。ごめんなさい。」

ディーン「そんなことないよ。」

ケイティー「深刻そうですね・・・。」

ディーン「深刻ってわけでもないんだけど・・・。」























ディーンがふと窓の外に目をやる。


ディーン「 (あれって・・・。) 」

























ラトーシャ「よかったですね。予約とれて。」

ジム「はい。あのレストランは昼間のランチも人気みたいですからね。」

ラトーシャ「あそこおいしかったから、ランチも楽しみだな~。」

ジム「ですね♪」























ディーン「・・・・。」

ケイティー「・・・ディーンさん?」

ディーン「もしさ・・・。」

ケイティー「はい。」

























ディーン「ずっと親友だったやつのこと、好きだって気づいたら・・・ケイティーちゃんならどうする?」

ケイティー「親友・・・ですか?」

ディーン「うん。幼馴染で子供のころからずっと一緒だったやつ。そいつのこと好きだって自覚したら。」




















ケイティー「幼馴染ですか~。異性の幼馴染はいたことないですね~・・・・。」

ディーン「想像してみて。」

ケイティー「その人は彼女いない設定ですか?」

ディーン「彼女はいないけど、そいつは他の子に告白されててどうしようか悩んでるのをケイティーちゃんに相談してるの。ケイティーちゃんならどうする?」




















ケイティー「告白・・・したほうがいいんじゃないですかね。」

ディーン「え?」

ケイティー「私は告白する勇気なんてないので、しないと思うけど・・・ディーンさんにはその勇気があるでしょうから。」

























ケイティー「その人に恋人ができちゃってからじゃ、遅いですよ。」

ディーン「・・・・。」

ケイティー「ちゃんと気持ちは伝えたほうがいいと思います。結果はどうあれ。」























ディーン「ケイティーちゃんって、思ったより大人なんだね。」

ケイティー「そんなことないですよ。私のはただの受け売りです。」

ディーン「受け売り?」


























ケイティー「少女マンガが好きなので。」

ディーン「少女マンガか。妹のよく読んでたな。」

ケイティー「そういう場合はたいてい幼馴染とうまくいくんですよ。だから大丈夫です。」

























ディーン「マンガの話でしょ?」

ケイティー「一緒ですよ。このままなにも伝えないで、相手に恋人ができちゃったらディーンさんはどうするんですか?」

ディーン「・・・・。」

ケイティー「あとから好きだったなんて告白しても、相手が困りますよ。」

ディーン「・・・・。」

ケイティー「好きなら迷ってないでちゃんと気持ち伝えないと。」

ディーン「・・・・。」

















ディーン「ごめん、ケイティーちゃん。俺、行くわ。」

ケイティー「そう言うと思ってました。」

ディーン「デートの途中なのに、ごめんな。」

ケイティー「大丈夫です。がんばってください。」
























ディーンが駆け出す。


ケイティーがその後姿を見送る。


























ケイティー「 (やっぱり・・・好きな人いたんだ・・・・。) 」





















4 件のコメント:

  1. こんばんわ!
    ネオ&サムのシーン、いいなあ。
    なんかキュンと来ちゃいました。
    私の中で、サムちゃんは好感度が高めで、
    気になります。

    ケイティーちゃんもだんだんと綺麗になって行くし、
    ディーンも本当の所、どうなるのか、
    楽しみにしています。

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    1. RomitaSolさん>

      コメントありがとうございます(´∀`)
      ネオとサム、ハッピーエンドでめでたしでしたね~(ノ´∀`*)
      サムの高感度高めですか♪
      ありがとうございます(*´∀`*)

      ディーンはようやく自分の気持ちに気づいたみたいですね~w
      ケイティーはせっかく変身したのに、ハートブレイクでしたね(;´Д`)

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  2. こんばんわ!
    サムちゃんとネオさんが付き合いはじめたんですね。
    これからは大変かもしれないけど・・・
    どうか別れないで欲しいです;;

    そしてディーン君、遅いw
    やっと自覚ってw
    でも告白するんですね。
    結果がどうあれ、一番いい方向へ進んで欲しいです。
    ケイティーちゃん、ちょっと残念そうだけど・・・・。

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    1. どーるぃさん>

      いつもありがとうございます(´∀`)
      サムとネオはようやくめでたくカップル誕生ですね~♪
      たしかに一般人と芸能人、いろいろ困難はありそうだけどこの二人なら大丈夫かな~(*´∀`*)
      このままうまくいくといいんですけどね♪

      そしてディーンはここにきてようやく自覚したみたいですね( ̄ー ̄)ニヤリ
      そばにいて当たり前だった存在が自分の元を離れて誰かのものになると気づいたときに、ようやくその大切さがわかったのかもしれません。
      ケイティーは残念だけど、後押ししてくれたのがケイティーですので、いい役回りだったんじゃないかとw

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