Blue sky -sims3 story- へようこそ。
このブログはElectronic Arts社から発売されているPCゲーム「ザ・シムズ3」を使用したドラマ形式のストーリーブログです。
個人のファンサイトですのでEA社とは一切関係ありません。
〈 注意!〉
作中には卑猥な表現、画像も含まれております。
苦手な方はどうぞお引き取り願います。
2012/10/09
戸惑い
ジムの家。
ジムのあとに続いてマリアンが入ってくる。
マリアン「へぇ~。ジムさんってかわいらしいおうちに住んでるんだね~。意外w」
ジム「・・・・。」
マリアン「嬉しいな。ジムさんのおうちに呼んでもらえて。」
ジム「マリアンさん、今日はあなたに大事な話があってここに来てもらいました。」
マリアン「大事な話?」
ジム「・・・マリアンさん。」
マリアン「なぁに?」
ジム「申し訳ありませんでした!」
突然ジムが跪いて土下座する。
マリアン「え?ジムさん?!」
ジム「あんなことをしておいて許してくれとは言えません。」
マリアン「ちょ・・・。え?なに言って・・・。」
ジム「ホテルでのことです。自分はお酒を飲みすぎて完全に記憶をなくしてしまいました。だからといって言い訳はできないのですが・・・。」
ジム「本当にあなたには申し訳ないことをしました。でも・・・自分はマリアンさんとはお付き合いできません。」
マリアン「ジムさ・・・。」
ジム「本当に申し訳ありません!」
マリアン「わかった、わかったから。ちょっと顔あげてよ。」
ジム「いいえ。悪いのはすべて自分です。」
マリアン「ジムさん・・・あれ嘘だから。私あなたとはエッチしてないから・・・。」
ジム「え?」
マリアン「・・・ごめんなさい。嘘ついて。」
ジム「それ、本当ですか?」
マリアン「うん・・・。」
ジム「じゃあどうして・・・。」
マリアン「私・・・ジムさんのこと好きだったんだよ。それは気づいてたでしょう?」
ジム「・・・・。」
マリアン「嘘でもいいからジムさんの気持ちを振り向かせたかったのよ・・・。」
ジム「・・・・。」
マリアン「それでジムさんをこんなに悩ませるなんて思ってなかったの。ホントにごめんなさい。」
ジム「いえ・・・。」
ジム「本当に・・・自分とマリアンさんは・・・。」
マリアン「してません。っていうかホントに覚えてないんだ?」
ジム「・・・すみません。」
マリアン「あの日ホテルまでなんとか連れて行ったけど、ジムさん私がどんなに身体触ってもまったく起きないんだもん。頭も下半身もねw」
ジム「え・・・?」
マリアン「だから諦めて添い寝しただけだよ。」
ジム「そうだったんですか・・・。」
マリアン「ていうか、あんなに簡単に土下座なんかしちゃだめだよ!男でしょ!」
ジム「はぁ・・・。」
マリアン「男はめったなことでは土下座なんてしちゃだめ!わかった?」
ジム「はい・・・。すみません。」
マリアン「わかってるよ。ジムさん、ケイティーのこと気になってるんでしょ?」
ジム「え?」
マリアン「ケイティーのこと、好きなんでしょ?」
ジム「・・・・。」
マリアン「いいよ。私に遠慮しなくて。」
ジム「・・・・。」
マリアン「ていうか、はっきり言ってもらったほうが私もスッキリ諦められるし。好きなんでしょ?ケイティーのこと。」
ジム「すみません・・・。自分は・・・・ケイティーさんのことが好きです。」
マリアン「やっぱりね。見てればわかるわよ。」
ジム「すみません・・・。」
マリアン「ジムさんさっきから謝りすぎ。」
マリアン「じゃあ私、協力してあげる!」
ジム「え?」
マリアン「二人のこと、うまくいくように私も応援してるからさ。協力するよ。」
ジム「しかし・・・。」
マリアン「遠慮しなくていいから!私に任せといてよ♪」
数日後。
マリアン「う~ん・・・。」
ケイティー「マリアンちゃんどうしたの?」
マリアン「なんか調子悪くて・・・。」
ケイティー「大丈夫?お熱計ろうか。」
マリアン「いや。熱はないみたい。」
ケイティー「どこか痛い?お薬飲む?」
マリアン「いや・・・どこも痛くはないんだけどね。」
ケイティー「ムリしないほうがいいよ。」
マリアン「うん。なんかだるいって感じなんだよね~。」
ケイティー「今日お休みでよかったね。一日寝てたほうがいいかもね。」
マリアン「あ~!」
ケイティー「どうしたの?」
マリアン「今日約束があるんだった~。」
ケイティー「約束?そんな様子じゃ外出はムリじゃない?断ったほうが・・・。」
マリアン「そうだよね~。やっぱそう思うよね。」
ケイティー「うん。」
マリアン「いや、ジムさんとデートの予定だったんだけどね~。」
マリアン「ぶっちゃけめんどくさいんだよね~、ジムさん。」
ケイティー「え?マリアンちゃん、ジムさんのこと気に入ってたんじゃないの?」
マリアン「ジムさん、遊んでみたら想像と違うっていうか。まじめすぎて私に合わないんだよね。」
ケイティー「そうなんだ?(あんなに気に入ってたのに・・・) 」
マリアン「もうすぐ迎えにくる時間だ~。悪いんだけどケイティーからジムさんに断ってくれない?」
ケイティー「え?私?」
マリアン「うん。もう寮の前に着くと思うんだよね。ちょっと体調悪くてムリっぽいですって伝えてきてくれない?」
ケイティー「いいけど・・・。」
ケイティー「・・・というわけなので。」
ジム「そうですか。」
ケイティー「すみません。」
ジム「いえ。ケイティーさんのせいではないですし。」
ジム「あ~そうだった!困ったな・・・。」
ケイティー「どうかしましたか?」
ジム「今日行く予定だったチケット、今月いっぱいで期限が切れちゃうんですよね。」
ケイティー「そうなんですか。」
ジム「今月はもう今日くらいしか行けそうな日がないし・・・。」
ケイティー「もったいないですね。誰かお友達とか一緒に・・・。」
ジム「ケイティーさん、今日はお時間空いてますか?」
ケイティー「え?」
ジム「もしよかったら、一緒に行きませんか?」
ケイティー「でも、誘われたのはマリアンちゃんですから、マリアンちゃんに悪いですし。やめておきます。」
ジム「そうですか・・・残念ですね・・・。動物園のチケットなんですけどね・・・。もったいないな・・・。」
ケイティー「え?動物園?」
ジム「ケイティーさん、動物好きですか?」
ケイティー「は・・・はい・・・。(動物園、行きたい!) 」
ジム「じゃあ、一緒に行きませんか?」
ケイティー「はい!あっ・・・・でも・・・・。いや・・・・でも・・・。」
ジム「マリアンさんとはまた今度行けばいいですから。よかったら自分につきあってもらえませんか?」
ジム「すごかったですね!あんな間近にライオンがエサを食べてるところが見られるとは思いませんでしたよ。」
ケイティー「タイミングがよかったですね!あそこはえさやりの時間が決まっていて、時間をずらしてみて回るとちょうどいいんですよ~。」
ジム「そうなんですか。自分ははじめて行きました。」
ケイティー「今日は赤ちゃんもたくさん見れて、すごくよかったですね~。」
ジム「そういえばそうですね。いろんな赤ちゃんがいましたね。」
ケイティー「ホワイトライオンの赤ちゃん、すっごくかわいかったな~。」
ジム「ケイティーさんは本当に動物が好きなんですね。」
ケイティー「大好きです。獣医学部に進んだのもそのためですから。」
ジム「そうなんですか。将来は獣医さんになるんですか?」
ケイティー「なりたいとは思いますけど、やっぱり難しいですね。」
ジム「そうなんですね。でも、すごく素敵だと思います。」
ケイティー「ジムさんは、夢はあるんですか?」
ジム「夢、ですか。大学のチームが優勝することですかね。」
ケイティー「それも素敵な夢ですね。」
ジム「弱小チームなので、難しいですけどね。」
ケイティー「諦めたらそこで終わりですよ。」
ジム「え?」
ケイティー「漫画のセリフです。知らないですか?」
ジム「すみません・・・。漫画はあまり詳しくなくて・・・。」
ケイティー「そうなんですか~。面白いんだけどな・・・。」
ジム「ケイティーさんは漫画にも詳しいんですね。」
ケイティー「ほとんど少女マンガばかりですけどね。」
ジム「諦めたら終わり・・・か。」
ジム「ケイティーさん。」
ケイティー「はい。」
ジム「よかったら、また自分と会ってくれませんか?」
ケイティー「え?」
ジム「時々でいいんです。こうやっておしゃべりするだけで。」
ケイティー「・・・でもマリアンちゃんが・・・。」
ジム「マリアンさんとはただの友達です。」
ジム「自分は・・・・あなたのことが好きです。」
ケイティー「え・・・?」
ジム「すいませんこんなこと突然。でも、どうしても伝えたくて。」
ジム「前から気になっていました。この前会った時に、自分の気持ちに気づいたんです。あなたのことが好きだって。」
ケイティー「・・・・。」
ジム「友達からでいいんです。自分と、付き合ってもらえませんか?」
ケイティー「・・・・。」
ケイティーが突然立ち上がる。
ジム「・・・?」
そして何も言わずに走り出した。
ジム「ちょ・・・ケイティーさん!」
ジム「 (行ってしまった・・・・。驚かせてしまったんだろうか・・・・。) 」
ケイティー「 (なに?今あの人なんて言ったの?) 」
ケイティー「 (私のことが好き?!) 」
ケイティー「 (ムリ~~~~!!!) 」
登録:
コメントの投稿 (Atom)
こんばんわ!
返信削除ジムさん、よかったですねwww嘘で!!ww
本当だったらどうすればいいのか・・・・・汗。
ジムさん、せっかく勇気だして告白したのに
逃げられたっ!?
ケイティーちゃん・・・無理ってw
この後どうなるのか楽しみです!w
>どーるぃさん
削除いつもありがとうございます(´∀`)
マリアンの言ってたことは嘘でしたね~w
よかったよかったw
とか言っといてホントはホントだったけどマリアンは墓場まで持っていこうと思った、というところまで考えたんですが酷なのでやめましたwww
そしてとうとう告白!
しかし返事も言わずにケイティー逃げちゃいましたねw
テンパったんだと思います(;´Д`)
なで肩さんこんにちは^^
返信削除マリアンちゃんとは何もなかったんですねσ(^_^;)
よかった~w
でもマリアンちゃんって、すごいいい子じゃないですか~!!
見た目派手だし、積極的だし、ジムさんがケイティーちゃん好きなの知ったらどうなるかな?と思ったんですけど、自分もジムさん好きだったとはっきり宣言した後で、ケイティちゃんとのキューピット役になるとか!!
そしてデートでジムさん、今回はまだ自分の気持ちを言わないかな?と思ったんですが、告っちゃいましたね!!
しかし、ケイティーちゃん、かなり動揺してましたね~w(゚o゚)w
そのまま逃げるとはwww
最後の「ムリ~~!!!」がどういう意味なのか、凄く気になりますよ~~ww
「生理的にムリ」とか、やめてくださいね~~www
上手く行って欲しいんだから~ww
>ゆきさん
削除いつもありがとうございます(´∀`)
マリアンの言ってたことは嘘だったみたいですね~w
そうそう、マリアンはいい子です(ノ´∀`*)
ギャルなのでハデ好きで社交的ですが、意外に親友想いの優しい子なんですよ(*´ω`*)
こういう子は好感度高いですよねw
ジムは意外にもあっさり告白しましたね~。
というかさっさとしてもらわないとスピンオフの分際で長編になったら困りますからね( ̄ー ̄)ニヤリ
スピンオフは短編であっさり!というのが私のモットーです( ー`дー´)キリッ
ケイティーの「ムリ~!」にはいろんな意味が込められているかと思いますw
まぁテンパって逃げたんでしょうがwww
返事もいわずに逃げるってひどいですよね(;^ω^)
こんにちわーv
返信削除いやージムさん良かったですねーv
ホテルの一見はマリアンちゃんのウソだと言う事が判明
何だか彼女は裏表がないせいか憎めませんねv
しかも恋のキューピットまでしちゃうぞ宣言!
これはとても心強いかもvv(*^。^*)
そしてケイティちゃん、ジムさんのまさかの告白に
「むり~」って!!!(笑)
その無理はディーンさんみたいに爽やかなイケメン王子じゃないと無理~なのか
そんな事急に言われても無理~なのかvv
ケイティちゃんきっと告白された事ない感じがするので
あまりの事にテンパっちゃってるのかも(笑)
何にせよ彼女の中にジムさんへの恋心があるのであればうまく行ってほしいですねvv
何やらバージン仲間だったララちゃんにもラトちゃんにも先を越されたエリザ…
陰から「ケイティさん…私を置いてかないでくださいね…?」とジットリ見ておりますよ(ヤメテ)
今後どうなっていくのか益々気になりますねーvv
>SACHICOさん
削除いつもありがとうございます(´∀`)
ジムにとっては嘘でよかったですよね~。
マリアンは裏表ない子ですね~(^ω^)
見た目は派手ですが、中身は親友思いのいい子です♪
ケイティーは突然の告白にビビって逃げ出しちゃいましたね( ̄ー ̄)ニヤリ
しかしこれってかなり失礼ですよねwww
ジムもかなり困惑気味です。
ケイティーの「ムリ」にはどっちの意味も含まれているかもしれませんね~。
ケイティーみたいな子は王子様的な人への憧れが強いですし、この間まで好きだったディーンがケイティーにとってはまさに爽やか王子様でしたからね。
ケイティーの中にジムへの恋心ですか~。
う~ん、どうなんだろうw
エリザさんラトにまで先を越されてしまいましたが、絶対ウォンさんはダメ~~(T△T)
ウォンさんがジムみたいな堅物まじめ系かと思わせといて、いきなり付き合ったとたんグイグイくるタイプだったのでもうなで肩はかなり引いちゃっていますよ!!
さすがにエリザさんもケイティーにはまさか置いていかれないだろうと思っていそうですが( ̄ー ̄)ニヤリ
どうでしょうwww