ロビン「ラトちゃん・・・?」
ラトーシャ「 ? 」
ラトーシャが振り向く。
ロビン「やっぱりラトちゃんだ!私、ロビンだよ。」
ラトーシャ「ロビンちゃん・・・。びっくりした・・・。」
ロビン「私もw まさかこんなところで会うなんてね。」
ラトーシャ「うん・・・。」
ロビン「もしかしてさっきの映画みてた?」
ラトーシャ「うん。」
ロビン「ディーンも一緒?」
ラトーシャ「・・・・。」
ロビン「ローガンに聞いたよ。ディーンと結婚したんでしょ?」
ラトーシャ「あ・・・うん・・・・。」
ロビン「私に気遣わないで。大丈夫だよ。もう昔のことじゃない。」
ラトーシャ「・・・・。」
ロビン「私もラトちゃんに謝りたかったんだ。あの時はひどいこと言ってごめんね。私も若かったからさ。」
ラトーシャ「ううん。私も・・・ずるかったって思うし・・・。ごめんね。」
ロビン「いいよもうw お互い水に流そう!」
ラトーシャ「うん。・・・ありがとう。」
ロビン「ふふっw」
ロビン「私も結婚したしさ!お互い主婦だもんねw」
ラトーシャ「ロビンちゃん・・・もしかしてそのおなか・・・。」
ロビン「あははw やっぱわかる?来月産まれるんだ。」
ラトーシャ「そうなんだ?おめでとう。」
ロビン「デキ婚なんだけどね~。でも旦那さんいい人だから幸せw ディーンみたいにかっこよくはないんだけどw」
ラトーシャ「うん。幸せそうなのわかる。ロビンちゃん、いい顔してる。」
ロビン「ホント?そう言ってもらえると嬉しいな~。」
ラトーシャ「ホントだよ。」
ロビン「あ、おなか触ってみる?」
ラトーシャ「え?いいの?」
ロビン「うんうん。ラトちゃんに触ってほしいみたい。おなかの子さっきからあばれてるw」
ラトーシャ「ちょっと怖いな。」
ラトーシャが恐る恐るおなかに触れる。
ロビン「ふふっw 大丈夫だよ~。エイリアンみたいにおなかから出てきたりしないからw」
ラトーシャ「ロビンちゃんったらw」
ラトーシャ「あ!今蹴った?蹴ったよね?」
ロビン「うんうんw さっきラトちゃんに気づく前もドンドン蹴っててねw 話しかけろって言ってたのかもw」
ラトーシャ「すごいね!元気!」
ロビン「ホント、すっごい元気なのよ~。実は二人入ってるんだけどねw」
ラトーシャ「え?双子??」
ロビン「そうなのw 笑えるよねw ディーンが双子だったし。」
ラトーシャ「そうだね~。双子かぁ~。性別はわかってるの?」
ロビン「産まれるまでのお楽しみにしてるんだ~。」
ラトーシャ「そっか~。それも楽しみだね。」
ロビン「うんw」
ラトーシャ「いいな~。一気に家族が二人も増えるんだね。双子のママなんて素敵!」
ロビン「普通の人の二倍だからきっと大変だよね~。今でさえ重くて大変だしさ~。」
ラトーシャ「いいじゃない。幸せも二倍だよ。」
ロビン「そっかw そうだねw」
ロビン「ディーンは?待ってるの?」
ラトーシャ「うん。入り口で待ち合わせしてる。」
ロビン「私挨拶してもいいかな?」
ラトーシャ「もちろんだよ。」
ロビン「じゃあ一緒に出よう~。うちの旦那さんもきっと待ってるかも。」
ラトーシャ「うん。私も挨拶したい。」
二人がトイレから出てくる。
ロビン「ラトちゃんまだシェフやってるの?」
ラトーシャ「ううん。結婚してから仕事辞めたんだ。」
ロビン「そっか~。」
ロビン「あ、ディーンいたw 全然変わらないねw すぐわかる。」
ラトーシャ「うんw ディーン!」
ラトーシャが声をかける。
ディーン「ラト遅・・・・ロビン?」
ロビン「久しぶり。」
ディーン「え・・・なんでここに?」
ラトーシャ「今トイレで偶然会ったの。」
ディーン「そっか。」
ロビン「私もさっきの映画観てたんだよ。旦那さんと一緒に。」
ディーン「そうだったのか。全然気づかなかったな。」
ロビン「ディーン全然変わらないね。すぐわかったよ。」
ディーン「そうか?」
ロビン「うん。」
ディーン「ローガンに聞いた。妊娠してるんだってな。おめでとう。」
ロビン「ありがと~。双子だよ~。」
ディーン「マジかw すげえなw」
ロビン「でしょ~。」
ディーン「旦那さんは?どんな人なんだ?」
ロビン「旦那さんは中小企業のサラリーマンだよ。」
ディーン「そっか。安心したよ。」
ロビン「婚約者の浮気調査でうちの事務所に来たとき知り合ったんだ~。相手の浮気がわかって別れたあと私と、ってわけw」
ディーン「へぇ~w」
ロビン「なんか一目惚れされちゃったみたいですごい押しが強い人なんだよねw」
ディーン「そのほうがお前に合ってるよ。」
ロビン「うんw 私もそう思う。」
ディーン「旦那さん紹介しろよ。」
ロビン「うんうん。彼もトイレ行ってるはずなんだけど・・・遅いね。」
ジェット「ロビンちゃん!」
ロビン「あ~来た来た。ジェット、紹介するからこっち来て。」
ジェット「うん?知り合いかい?」
ロビン「そう。」
ロビン「大学のときの友達のディーンと、その奥さんのラトーシャちゃんだよ。」
ジェット「そうなのか。はじめまして、ジェットです。」
ディーン「はじめまして~。」
ロビン「ディーン、ラトちゃん、この人が私の旦那様のジェット・アトキンスさん。」
ジェット「大学のときのご友人でしたか。」
ディーン「はい。学部は違うんですがサークルが一緒で。」
ジェット「そうなんですね。ディーンさんは何学部だったんですか?」
ディーン「医学部です。」
ジェット「おお!ではお医者様ですか。」
ディーン「まぁ一応・・・。」
ロビン「ディーン頭良かったもんね~。」
ディーン「ローガンには負けるけどな。」
ジェット「もしかして、聖ひ臓記念病院にお勤めですか?」
ディーン「はい。外科です。」
ジェット「そうなんですか。昔よくあそこの病院にはお世話になりましたよ。」
ディーン「え?」
ロビン「この人こう見えて昔は悪かったんだってw」
ジェット「ちょっとロビンちゃん・・・。」
ロビン「ふふっw だってホントのことじゃないの。暴走族やっててね、バイクの事故でよく骨折したりケンカして病院送りになったりしてたらしいよw」
ディーン「マジかw すげぇな。」
ロビン「だから怒らせたら怖いんだ。」
ジェット「ロビンちゃん・・・・。」
ロビン「あ、そろそろ行かないと。」
ロビン「ラトちゃん、ありがとう!楽しかった!」
ラトーシャ「私はなにも・・・。」
ロビン「ううん。今日はラトちゃんに逢えてよかった!ディーンと仲良くね。」
ラトーシャ「うん。ロビンちゃんも。元気な赤ちゃん産んでね。」
ロビン「うん!がんばる!」
ラトーシャ「うん。ロビンちゃんならきっといいママになるよ。」
ロビン「ありがと~w じゃあ、ばいばい!」
ラトーシャ「うん。ばいばいロビンちゃん。」
二人が立ち去る。
ロビン「おなかすいた~。」
ジェット「そうだね~。なにか食べに行こうか。」
ロビン「うん!」
ラトーシャ「ディーン・・・。」
ディーン「うん?」
ラトーシャ「赤ちゃん・・・いいね。」
ディーン「え・・・?」
ラトーシャ「ロビンちゃん。すっごく幸せそうな顔してたね。」
ディーン「うん・・・。」
ラトーシャ「いいな、赤ちゃん。私も・・・ディーンの赤ちゃん、ほしいな・・・・。」
ディーン「ラト・・・・。」
ラトーシャ「ディーン、ごめんね。ディーンが求めてきてたのに、ずっと避けるようなことして。ホントにごめんなさい。」
ディーン「べつに・・・ラトの気持ちを考えたら、そうなることはわかるし。」
ラトーシャ「私、がんばる。もっと強くなるね。」
ディーン「ラト・・・・!」
ラトーシャ「ごめんねディーン。」
ディーン「全然いい!嬉しいよ!」
ラトーシャ「つらかったでしょう?」
ディーン「まぁ・・・でも・・・。」
ラトーシャ「私、知ってたんだ。」
ディーン「え?」
ラトーシャ「ディーンがDVD鑑賞のお店通ってるの・・・。スタンプカード、たまっていってたから・・・・。」
ディーン「マジか・・・。(恥ず・・・////)」
ラトーシャ「うん・・・。待っててくれて・・・ありがとう。」
ディーン「いいんだ。俺、老後にラトとふたりっきりでもいいかなって気になってたくらいだぞ?」
ラトーシャ「え・・・?」
ディーン「子供なんてできなくてもラトがいればいいって、俺思ってるからさ。そりゃあしたいのは山々だけど!」
ラトーシャ「うん・・・。」
ラトーシャ「んっ・・・・。ちょ・・・・ディーン・・・・。」
ディーン「もうムリ。今日はまっすぐ帰る。今すぐ帰る。」
ラトーシャ「もう・・・・////」
ディーン「ラト、愛してるよ。」
ラトーシャ「私も・・・愛してる。」
ジェット「恋人だったんだろう?」
ロビン「え?」
ジェット「ディーンくんだよ。大学時代ロビンちゃんと付き合ってたんだろう?」
ロビン「べつにそんなんじゃないわよ~。」
ジェット「隠さなくてもいいよ。僕がロビンちゃんのこと、わからないわけないだろう?」
ロビン「・・・・。」
ジェット「そのくらい顔見ればわかるよ。」
ロビン「大昔の話だよ。」
ジェット「大昔ねw」
ロビン「そう、大昔。むか~しむかし、私がまだガキだった頃の話よ。」
ジェット「そっかw」
ロビン「うん。」
ロビン「ねぇジェット。」
ジェット「うん?」
ロビン「私ね、今すっごく幸せなんだ。ジェットと出逢えて、双子まで妊娠して。」
ジェット「そっか。」
ロビン「うん。二人でこれからもっと幸せになろうね。」
ジェット「うん。ロビンちゃんと双子ちゃんのことは僕に任せといて!」
ロビン「頼りにしてるわよ~パパ!」
ジェット「おう!」
こんばんわ!
返信削除おぉ!ここでまさかロビンちゃんのおかげで
ディーンラト夫婦の仲が元に戻りましたね!
良かった、良かった!!><
ロビンちゃんも幸せそうで何よりです!
双子、いいなー。
大変さは2倍かもしれないけど幸せ2倍って云うし。
幸せな気分で読ませていただきました!w
>どーるぃさん
削除いつもありがとうございます(´∀`)
ロビンはなにげに一役買ってくれましたね~♪
幸せそうなロビンをみて、ラトもふっきれたみたいですね!
双子いいですよね~(ノ´∀`*)
ロビンとジェットさんの子供は生まれてみたらホントに双子でびっくりだったんで本編でも双子設定になったんですよw
そのへんを裏ブログのほうにさきほど記事うpしましたのでよかったら是非w
ロビンちゃん、幸せそうで良かったですね^^
返信削除こうやって過去に関わった人の近況がわかるのも
すごく嬉しいです。
双子ちゃんが生まれたらどんな子になるのかも
楽しみですね。
ラトちゃんも気持が前向きになったし、
良かった★
>ふわりんごさん
削除いつもありがとうございます(´∀`)
ロビン幸せそうですよね~。
ロビンはいつか再登場させる予定でしたので今回は一役買ってもらいました♪
基本悪い子じゃないので、こうやって幸せにしてる姿を見せられて私も満足です(ノ´∀`*)
生まれた双子ちゃんの様子は裏ブログのほうに記事うpしておりますのでよかったら是非ご覧
ください♪
ラトもロビンのおかげで前に進む決心ができたみたいですね(*´∀`*)
ホント、ロビンは最後にいい役をやってくれましたよ♪
なで肩さんこんにちは^^
返信削除今回のお話、気持ちがとっても温かくなりました~(*´∇`*)
偶然、再会したラトちゃんとロビンちゃん、昔は恋敵みたいな感じだったけど、数年後こうやってお互いに幸せになっての再会、素敵ですね!!
ロビンちゃんと話して、ラトちゃんも赤ちゃんを身篭って幸せそうなロビンちゃんの顔を見ることで、また自分も・・・と前向きな気持ちになってくれて本当に良かった!!
ラトちゃんだって、ディーンくんに申し訳ないな~って気持ちでずっといたんですよね・・・
それもちゃんと言えたし、ディーンくんまさかのスタンプカード発見されてたっていうのに大爆笑でしたが(爆)、そのスタンプももう貯まらなくなるだろうと思うと、やれやれですね(笑)
ロビンちゃんも今ではご主人のジェットさんを本当に愛していて、素敵な夫婦!!
やっぱり昔の彼かな?っていうのは愛されているのが故に気付かれちゃいましたね(*^▽^*)
でも、そんなの過去の話!!って言う感じで、幸せそうなラストの2人の様子がほんわかしました♪
ディーンくん夫妻にもコウノトリさんがまたやってきます様に(*^m^*)
>ゆきさん
削除いつもありがとうございます(´∀`)
温かくなったといっていただけてホント嬉しいです\(^▽^)/
ロビンとジェットさんの車の中のシーンは、どうしても入れたかったので長くなってしまったけどいれました♪
ロビンはディーンのことをホントにすごく好きだったけど、今が幸せだからもう「過去のいい思い出」となっているし、ジェットさんもそれをわかってくれている、っていうのを描きたかったんですよね。
ラトもロビンの幸せそうな姿をみて前向きになれたみたいですね~(*´∀`*)
ラトもわかってたんですよねいろいろw
スタンプカードのこともねwww
ロビンとジェットさんの通常プレイでの様子をさきほど裏ブログのほうに記事うpしましたので是非ご覧くださいませ~(ノ´∀`*)
双子を妊娠の設定も通常プレイでの結果だったり、ロビンとジェットさんのほんわかしたムードも、通常プレイでの二人の様子をみていただければご納得いただけると思いますよ~(*´ω`*)
ディーンとラトのコウノトリさんはいつやってきますかね( ̄ー ̄)ニヤリ