Blue sky -sims3 story- へようこそ。
このブログはElectronic Arts社から発売されているPCゲーム「ザ・シムズ3」を使用したドラマ形式のストーリーブログです。
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2013/01/09

ラトとディーンのウエディング 後編







日が暮れる頃、パーティーが行われた。
静かな音楽が流れる中、新郎新婦がスローダンスを踊っている。



















ディーン「綺麗だよラト。」

ラトーシャ「ディーンったら・・・。」

ディーン「二人で幸せになろうな。」
















ラトーシャ「うん。私はもう十分幸せだけど・・・。」

ディーン「ハネムーンごめんな。」

ラトーシャ「いいよ。この前サンリット行ったばっかりでまたお休みなんてムリだし・・・。落ち着いた頃に連れてって。」















ディーン「そうだな。年明けまではいろいろと忙しいだろうから、GWくらいに行こうか。」

ラトーシャ「そうだね。」

ディーン「ラトはどこに行きたい?」

ラトーシャ「ディーンと一緒ならどこでもいい。」

ディーン「ははっw 嬉しいこと言ってくれるな。今夜はもう離さないぞ?」

ラトーシャ「もう・・・ディーンったら・・・。」









ネオ「サム、具合大丈夫か?」

サマンサ「うん。大丈夫だよ~。」

ネオ「ここ寒くないか?もうちょっと暖房あげてもらおうか?」

サマンサ「暖炉の近くの席だし、平気だよ。」

ネオ「ならいいけど・・・。」












ネオ「体のこともあるんだから、具合悪くなったらすぐ俺に言うんだぞ?」

サマンサ「もうネオさんったら・・・ホント過保護なんだからw」

レオン「ホントだよ兄貴。もうちょっとサムちゃん自由にさせてやれよ。もう安定期入ってるんだから大丈夫だよ。」














ネオ「そんなことわかってるよ。それよりお前、今朝遅刻しただろ?ゆうべバチェラーパーティーやってたらしいな。」

レオン「ああ。ちょっと呑みすぎただけだよ。」

ネオ「まったく。大事な新郎吞ませすぎて遅刻させる兄貴がどこにいるんだよ。」

レオン「間に合ったんだからいいだろ。それにバチェラーパーティーは独身最後の夜なんだから、はじけないとな。」

サマンサ「あははっw レオンくんらしいw」









ネオ「お前、いつまでフラフラしてるつもりだ?もう28だろ。」

レオン「俺はまだまだ仕事がんばりたいんだよ。結婚は30後半くらいでいいよ。」

ネオ「またそんなことばっかり言って・・・。」

レオン「女には不自由してないし、一生独身貴族のつもりもないんだからそんなに心配するなって。」

サマンサ「たしかにそうね。レオンくんみたいなタイプは若いうちにいっぱい遊んでおいたほうが、結婚してから落ち着くわよね。」









レオン「そうそう。さすがサムちゃんわかってるね~。」

サマンサ「うふふっ。そういえばレオンくんこの間も女の子から電話きてたけど、あれ大丈夫だったの?」

レオン「ああ。あれはもう解決したから大丈夫だよ。ちょっとめんどくさい女に手出しちゃっただけ。」

ネオ「お前なぁ・・・。」

サマンサ「気をつけないと。女の粘着は怖いよ~。」

レオン「わかってるw 気をつけるよ。」









クレア「まさかイブちゃんと親戚になるなんてねw」

イブ「ホントね。ラトのこと、よろしくねクレアちゃん。」

クレア「よろしくって言われても、ディーンとラトちゃんはブリッジポートに住むんだからなにもしてあげられることないわよ~。」

イブ「そうだけど。」













クレア「まぁラトちゃんも、うるさい姑が近くに住んでなくてよかったわよねw」

イブ「うるさい姑って・・・w」

クレア「イブちゃんはトビアスくんたち実家住みでしょう?お嫁さん連れてきたらどうする?」

イブ「私はたしかにうるさい姑になりそうだわw」








 




J「これから親戚として、よろしく頼むよビリーくん。」

ビリー「こちらこそ・・・。ラトはディーンくんみたいにいい旦那様をみつけてホントに幸せですよ。しかもお医者様でJさんの跡継ぎになるんじゃないですか?」

J「いやいや。あいつはまだまだ医者としてはひよっこですよ。それにうちの実家の病院は兄が継いでいるから、跡継ぎとかそういった問題はディーンも無関係ですよ。」












J「それよりビリーくんたちのほうこそ、一人娘をお嫁に出すのは親としてもつらいでしょう。」

ビリー「いつかはこの日がくるとずっと覚悟はしていましたから。それにJさんたちだって一人娘がいるじゃないですか。」

J「うちは・・・。」














クレア「Jはアイビーのことまだまだ早いって言ってるのよ。結婚なんてことになったらどうなるかw」

ビリー「そうなんですか?」

J「いや・・・まだ早いですよ。」

イブ「Jさんったら・・・ホント過保護よねw 昔を思い出すわw」













ローガン「おい、アイビーはどこだ?」

ララ「え?アイビー?」

ローガン「さっきから姿がないぞ。」
















ララ「そういえばそうね。」

ローガン「お前一緒じゃなかったか?」

ララ「話してたのはもう30分も前の話よ。アイビーはラトの職場の人にダンスに誘われていっちゃったし・・・。」

ローガン「そうか・・・。」













一人になったアイビーはテラスに出ていた。
冷たい風が頬を撫でる。




















部屋の中からは賑やかな笑い声と音楽が聞こえてきた。
アイビーの頬を涙が伝う。


















背後でドアが開く音がしてローガンが出てきた。
アイビーが慌てて涙をぬぐう。


















ローガン「ここにいたのか。探したぞ。」

アイビー「ローガン・・・。ちょっと呑みすぎちゃったから・・・風に当たりたくて・・・。」

ローガン「寒くないか?」

アイビー「ちょっと・・・。でも呑んで体火照ってるから大丈夫。」













ローガン「・・・・泣いてたのか?」

アイビー「泣いてないよ?」

ローガン「嘘つくなよ。」

アイビー「嘘なんかじゃ・・・。」

ローガン「・・・・・。」












アイビー「・・・ローガンにはかなわないな。」

ローガン「・・・・。」

アイビー「ラトのバージンロード、思い出したら泣けてきちゃっただけだよ。」















ローガン「・・・・。」

アイビー「すごい・・・綺麗だったよねラト。」

ローガン「・・・・。」

アイビー「私、感動しちゃ・・・。」



















突然ローガンがアイビーの体を引き寄せ抱きしめる。


アイビー「?」

ローガン「あほか。」

アイビー「ローガン・・・?」













ローガン「辛いのにムリして笑うな。」

アイビー「・・・・。」

ローガン「一人で泣くなって言っただろ。なんのための友達だよ。」

アイビー「ローガン・・・・。」


ローガンが抱きしめる腕に力をこめる。










アイビーの瞳からとめどなく涙があふれる。


アイビー「あのねローガン・・・・。」

ローガン「うん?」

アイビー「ちょっと・・・こうしててもいいかなぁ?」

ローガン「当たり前だろ。」











アイビー「ローガン・・・。」

ローガン「なんだ?」

アイビー「ありがとう。」


抱きしめる腕から、ローガンの温もりが心も体も温めてくれる。
アイビーにはその温もりが切なくて涙が止まらなかった。



































ララ「・・・・・。」









































深夜。




















ローガンが酔ったララを抱えて自宅へ戻ってきた。




















ローガン「ほら、もう家着いたぞ。」

ララ「う~ん・・・。」


















ローガン「親友の結婚式で酔いつぶれるまで呑む女がどこにいるんだよ。」

ララ「ここにいるわよ・・・。」

ローガン「お前最近弱くなったんじゃないか?」

ララ「うるさいわね~・・・。」













二人が暗い部屋へ入る。


ローガン「ほら。お前の部屋着いたぞ。」

ララ「う~ん・・・・。」















ローガン「お前、もうちょっと痩せろよ。」

ララ「なによ・・・・レディーに向かって失礼ね・・・。」

ローガン「レディーは酔いつぶれるまで呑んだりしねぇよ。」
















ララ「ふんっ・・・・。ローガンだって結局アイビーみたいな子がいいのね。」

ローガン「なに言ってんだ?」

ララ「私見たんだから・・・。」














ローガン「あ~・・・。あれは寒そうだったからあっためてただけだよ。」

ララ「なによそれ・・・。スケベ・・・。」

ローガン「どうせ俺はスケベだよ。」















ララ「どうせ・・・男なんてみんな一緒よ・・・。アイビーみたいなスタイルがよくてかわいらしい女が好きなのよ・・・。」

ローガン「はいはい。(絡み酒かよ・・・。) 」

ララ「私みたいな気が強い女は・・・結局一生売れ残るんだわ・・・。」

ローガン「かもな。」

ララ「ひどい・・・。」











ローガン「お前が言い出したんだろ。」

ララ「でも親友だったらこういうとき・・・。」

ローガン「お前、欲求不満なんじゃないのか?」

ララ「え・・・?」















ローガン「周りに不満があるなら自分を変えろ。」

ララ「不満なんて・・・。」

ローガン「お前、自分に自信あるフリしてるけどホントは自信ないんだろ?」















ララ「・・・そんなことないわよ。私の魅力に気づかない男が多いだけだわ・・・。」

ローガン「そうかもな。満たされてないから文句が出るんだろうな。」

ララ「満たされてないなんて・・・。」

ローガン「最近やってないんだろ?」

ララ「そんな質問・・・答える必要な・・・。」










ララ「!」


いきなりララの体をベッドに押し倒す。

















ララ「ちょっとなにす・・・。」

ローガン「お前、最近肌荒れひどいぞ。フェロモンも出てないな。」

ララ「なに言って・・・。」















ローガン「欲求不満なら俺が満たしてやるよ。」

ララ「ローガン・・・?」

ローガン「同居人がセフレならいつでもやれてお互い好都合だろ?」















ララ「!」






2 件のコメント:

  1. なで肩さんこんにちは^^
    結婚式の後半ですね~♪

    新郎新婦のスローダンス、素敵~( ´艸`)
    新郎新婦が踊るって、なんかいいですね~♪
    そしてサムちゃんとネオさん夫婦も、サムちゃんの体を気遣う優しい旦那様で本当に羨ましいですね~(*´∇`*)
    過保護すぎるあたりが、ほんとうに可愛いです( ´艸`)
    しかしレオンさん、昨夜の出来事がバレてるじゃないですかw(爆)
    レオンさんは全く所帯を持つ事は考えてないみたいですね~w
    確かに今の男性の28ってまだ若いし、女に不自由してないなら余計かなw(笑)
    不自由してないと調子に乗ってて、身篭らせちゃってあっという間に結婚・・・の展開になっちゃったら笑えるけどww

    そしてディーンくんとラトちゃんご両家の両親が顔合わせてるのもなんか面白いですねw
    幼馴染同士で結婚すると、こういう感じなんだろうな~w
    お互いどういう家で親の子かって分かってるから安心の部分もあるでしょうけど、なんとも不思議な感じでしょうね(^▽^;)

    そしてアイビーちゃんは外で泣いていましたね(´・ω・`)
    色々な想いが頭の中を駆け巡っているんでしょうね・・・
    それに即座に気付き、胸を貸すローガンくん、さすがだな~ほんとにw

    しかしですよ!!!
    最後のララちゃんへのセフレ発言!!
    ララちゃんにイラついたのかもしれんしけど、ちょっとー!!!って感じ!!
    てか、これそのまま・・・・?!
    この2人もお互いに想ってるのか何なのか・・・って感じがありますけど、そういう関係になっちゃったら、今までどおりの付き合いはできなくなるでしょう~!!
    いやだ~~wwどうなちゃうの~~???

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  2. >ゆきさん

    いつもありがとうございます(´∀`)
    新郎新婦のスローダンス、いいですよね~(ノ´∀`*)
    スローダンスのアクションが増えたときにktkrwwwwと思いましてw
    式場狭いので隅っこで踊ってるんですけどねw
    サムネオはあいかわらずですね(*´∀`*)
    ネオは性格がまんまJそっくりなのでw
    あとただの筋肉バカですけどねw
    ホントいつみてもマシンで走ってるんですよこの人www

    レオンはディーンにたたき起こされてなんとか二人とも間に合いました。
    なのでネオにはバレてますね( ̄ー ̄)ニヤリ
    男性は28だとまだまだってカンジでしょうね~。
    最近は遅いか早いかどっちかですし。
    たしかに、調子にのってデキ婚だったらウケるw
    どうなるでしょうねこの人( ̄ー ̄)ニヤリ

    今回は新郎新婦ともにご両家が知り合いなので席も一緒にしてみましたよ~(´∀`)
    結婚は当人同士の問題じゃない、っていうのがこういうのですごく思いますよね~。
    両親同士が仲良ければいいですが、そうじゃなかったらもうね( ̄Д ̄;

    アイビーは、サムネオの式のときにロミオに冷たくあしらわれた同じテラスで、いろいろ思い出したのかもしれませんね。
    そして親友の結婚で、さらに追い討ち。
    人間って、恋愛でうまくいってないときって、人の幸せが手放しで喜べなくなりますしね・・・。
    そして気遣いの男、ローガン参上!
    この人最近株上げすぎじゃないかと思ったりもするんですが。

    そしてラストで悪ローガンでましたktkrwww
    久しぶりの悪ローガンですよ(*´∀`*)
    たしかに、そういう関係になって今まで通りにはいかないですよね~。
    ローガンは大丈夫でもララはすぐ気持ちが入っちゃう子だし。
    しかも同じ家に住んでるし、今後お互いどうなるのか。
    次回こうご期待くださいw

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