Blue sky -sims3 story- へようこそ。
このブログはElectronic Arts社から発売されているPCゲーム「ザ・シムズ3」を使用したドラマ形式のストーリーブログです。
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2013/08/01

女の幸せとは





























リアが給湯室を出ようとするとちょうどタイラーが入ってきた。




















タイラー「あ、おはようリアちゃん。」

リア「おはようございます。」


















タイラー「今日なんか雰囲気違うね。」

リア「そうですか?」

タイラー「服のせいかな?大人っぽく見える。いつもは可愛いってカンジだけど、今日は綺麗。」















リア「ふふっw タイラーさんって意外にキザなんですね。」

タイラー「え?」

リア「お世辞でも嬉しいです。」
















タイラー「いや、お世辞じゃないよ?ホントにそう思ったから言っただけで・・・。」

リア「ふふっw そんなに慌てて弁解するとよけいそう聞こえますよ?」

タイラー「いや、だからそうじゃなくて・・・。」

リア「あははw 冗談です。ありがとうございます。」












タイラー「あ、そういえば映画のチケットあるんだけど、一緒に行かない?」

リア「映画ですか?」

タイラー「うん。劇場のだから、期間中ならどの映画でも観れるんだ。」














リア「へぇ~。いいですね!行きたいです。」

タイラー「ホント?」

リア「はい。誰誘いましょうか?あんまり大人数じゃないほうがいいですよね?」














タイラー「えっと・・・・二人で、って意味だったんだけど・・・。」

リア「二人ですか?」

タイラー「うん・・・。デートのお誘い・・・なんだけど。」

















リア「あ~、そうだったんですね。」

タイラー「うん。・・・イヤ、かな?」

リア「全然イヤじゃないです。私でよければ是非。」














タイラー「ホントに?」

リア「はい。いつにします?」

タイラー「土曜とかでも平気かな?」

リア「大丈夫ですよ。今週末にしますか?」

タイラー「そうだね。」












タイラー「リアちゃん、どういうジャンルが好き?」

リア「ホラーと戦争物以外ならなんでも平気です。」

タイラー「そっか。ホラーと戦争物以外ね。ちょっと調べておくね。」

リア「はい。楽しみにしてます。」













タイラー「ふんふん~♪」


タイラーが鼻歌を口ずさみながらトイレに入ってくる。


















レオン「よぉ。」

タイラー「あ、お疲れ様です。」

















レオン「珍しくご機嫌だな。鼻歌なんか歌って。」

タイラー「えへへw まぁちょっとw」

レオン「なになに?なんかいいことでもあったのか?」
















タイラー「土曜日デートなんですよ。」

レオン「へぇ~。相手どんな女?」

タイラー「リアちゃんです。」
















レオン「お前ああいうのがタイプなのか。」

タイラー「かわいいと思いません?」

レオン「うん。いいんじゃないか?乳でかいしな。」
















タイラー「やめてくださいよ~。そういう目で見るのは。」

レオン「いやいや、あの乳はしょうがないだろ~。男なら絶対見るって。」

タイラー「そりゃあそうですけど・・・。」

レオン「果たして一回目のデートであの乳が拝めるのか・・・。」

タイラー「ちょっとレオンさん~。」











レオン「報告楽しみにしてるから、がんばれよ~。」

タイラー「はいはいw」























土曜日。




















リアとタイラーが映画館の出口から出てくる。


タイラー「映画面白かったね。」

リア「そうですね。」














タイラー「やっぱあれにしといて正解だったよね~。評判よかったみたいだし。」

リア「思ったより楽しめましたね。」

タイラー「あれ?リアちゃんあんまり期待してなかったの?」

リア「前評判高いやつは期待しすぎて失敗することが多いのでw」

タイラー「なるほどねw」










タイラー「そろそろおなかすいたね。」

リア「そうですね。」

タイラー「ご飯食べに行く?それとも飲みにでも行く?」

リア「どっちでもいいですよ?」













タイラー「まだちょっと時間早いもんね。ご飯食べてから飲みに行ってもいいよね。」

リア「そうですね・・・。(あ・・・あれってアランじゃない?) 」

















リア「 (男の人と一緒・・・?珍しいな・・・・。結構かっこいいけど、バーのお客さんじゃないよね・・・?) 」




















リア「 (なんかやけに親しげだし・・・もしかして、恋人とか・・・?) 」



















タイラー「リアちゃん?聞いてる?」

リア「あ・・・はい。聞いてます。」

タイラー「どうしようか?」
















リア「タイラーさん今日車ですよね?」

タイラー「うん。」

リア「じゃあ今日は食事にしましょう。お酒はまた今度車じゃないときにってことで。」

タイラー「うん。そうだね。」


































リア「 (アランって女の子に興味ないし・・・やっぱりそっち系なのかも・・・。あ、でもリサとは関係あったみたいだし・・・バイなのかなぁ?) 」


















リア「 (それなら納得いくかも・・・。) 」

タイラー「リアちゃん、静かだね。食事、あんまりおいしくなかった?」

リア「あ、いや。すごくおいしいですよ。」

タイラー「ホント?ここね、土日はステージでショーとかやってるんだけど・・・今日はやらないみたいだね。」

リア「へぇ~。そうなんですね~。」










タイラー「残念だよね。」

リア「そうですね~・・・。(あっちの女性、あの子に似てるんだよね~。ローガンの・・・。ララちゃん、だったっけ?) 」

















マリア「あの子一人にして、ホントに大丈夫かしらね?」

K「大丈夫だろ。行って来いって言い出したのはララだぞ?」

マリア「そうだけど・・・おなかももうかなり目立ってきたし、最近腰がつらそうじゃない?」















K「ララだってがんばってるんだよ。料理教室だって通いだしてるし、家事もやってくれてるんだろう?」

マリア「ええ。お手伝いさん呼ぶからいいって言ってるんだけど・・・。」

K「もっとあの子を信じなさい。俺たちの娘だぞ。」

マリア「でも心配で・・・。」

K「大丈夫だよ。最近ララは顔つきが変わってきた。あの子だって強くなってるんだ。お前もわかるだろ?」

マリア「そうね・・・。あの子を見守るのが私たちの役目だものね。」

K「そうだよ。」









リア「そっちもおいしそうですね。」

タイラー「うん。ふごくおいひいよ・・・ごほっ。」

リア「大丈夫ですか?」

タイラー「う、うん。」














リア「 (タイラーさん、食べ方汚いな・・・。集中しちゃうと素が出ちゃうんだろうけど・・・。がっついて食べる人って、エッチのときもがっつくんだよね~・・・・。) 」


















リア「 (あ、ダメダメ。もうビッチは卒業って決めたんだから。一回目のデートでは絶対やらない。) 」



















リア「すいません。送ってもらっちゃって。」

タイラー「全然気にしないで。」


















タイラー「それより・・・ごめんね。気になったよね?」

リア「え?」

タイラー「俺、食べ方汚かっただろ?」

リア「あ・・・いや・・・。(自覚してたんだ?) 」













タイラー「前の彼女に散々注意されてたんだけどね~。なかなか直らなくて・・・ってごめん。元カノの話なんか・・・。」

リア「いえ・・・。」

タイラー「いつも気をつけてるんだけど、うまいとつい癖が出ちゃうんだよね。」

リア「直すのはむずかしいですよね。」

タイラー「そうなんだよね~。でもちゃんと直さないとなw」










リア「 (偏見持っちゃだめだよね。タイラーさん、いい人だし・・・きっとこういう人に愛されるほうが、女は幸せになれるんだ・・・。) 」



















タイラー「ここで道合ってたよね?」

リア「はい。もうすぐです。」


















リア「ありがとうございました。」

タイラー「うん。」


















リア「お酒飲ませなかったのは送らせるためじゃないですからね?」

タイラー「あはははw わかってるよw」

リア「すいません。おごってもらった上に送ってもらっちゃって・・・。」














タイラー「気にしなくていいよ。誘ったのは俺なんだし。」

リア「はい。」

タイラー「すごく楽しかった。」

リア「私もです。」














タイラー「あの・・・リアちゃん。」

リア「はい?」

タイラー「また・・・誘ってもいいかな?デート。」















リア「はい。もちろん。」

タイラー「ホントに?」

リア「はいw」















タイラー「よかった~。食事でドン引きされたんじゃないかと思ってたんだ。」

リア「あははw 大丈夫ですよw」

タイラー「安心した。じゃあ次の映画なんにするか考えとくね。」

リア「はい。」













リア「じゃあ、もう行きますね。今日はありがとうございました。」

タイラー「あ、うん・・・。」

リア「おやすみなさい。」

タイラー「うん・・・。あの・・さ・・・。」

リア「・・・?」











リア「 ! 」


突然タイラーがリアに抱きつきキスする。
















リア「・・・っ!」


驚いて目を見開く。
タイラーのぎゅっと瞑った瞳が目に入る。















リア「 (ああ・・・・この人・・・・なんて不器用なんだろう・・・・。) 」


リアの体から徐々に力が抜けていく。


















ゆっくりと背中に腕を回す。


タイラー「・・・・!」
















タイラーの腕に力がこもる。
リアも背中に回した腕にそっと力をこめた。





4 件のコメント:

  1. なで肩さんこんにちは^^

    前回の破壊力でかなりアレだった私ですが(笑)、今回のはかなり良かったですね~( ´艸`)

    タイラーさん、動き出しましたね~( ̄∀ ̄*)
    一生懸命、リアちゃんを褒めて、デートのお誘いして、すごく好青年って感じですねw
    お誘い成功して、鼻歌歌いながらトイレに入って行くのも人の良さが覗えますよねw
    しかしレオンさんとのトイレでの会話ww
    まあ男同士で、初デートの会話って言ったらああいう感じに突っ込む事もあるんだろうけど、レオンさん、リアちゃんと寝てますからね・・・(^▽^;)
    完全割り切ってるから、別に言う事もないだろうけど、タイラーさんが知ったらどうなるんだろうか・・・と思ってしまったwww

    そしていよいよデート当日、映画を見ていい雰囲気のところ、アランくんを見掛けてしまったら、それからずっと気になっちゃってるみたいですねぇ(´・ω・`)
    しかし、一緒にいる男は誰なんだ??
    まさかリアちゃんの想像通り、バイなのか??
    食事中、まさかのKさんご夫婦が!!!チャド兄がさり気なくいたのも笑えてたけど(笑)
    マリアさん、ララちゃんにそっくりですもんね~、リアちゃんも「似てるな」と思ったみたいでwまさか親だとは思ってないみたいですがw
    でもご夫妻の会話で、ララちゃんも頑張っているようなのが覗えたので、なんか嬉しくなりました(*^m^*)
    そしてタイラーさんの食べ方www
    ナオキくんと同じ無精者wwもう一気に親近感www
    リアちゃんの「がっついて食べる人って、エッチの時もがっつく」に大爆笑www
    ナオキくんそのまんまじゃないかwwww腹痛いww

    タイラーさん、でも食べ方の自覚はあるみたいですねw
    ナオキくんより救いようはありそうだ(笑)
    でも確かに、食べ方って気になりますよね・・・(;´Д`A ```
    いくら素敵な人でも、それだけで幻滅してしまうというか・・・

    そしてお別れの時、タイラーさんの弾みのキスでリアちゃんもしっかり応えて、こりゃいい感じ!!
    ですが、このまま上手く行くのか、タイラーさんはいい人で終わってしまうのか・・・こういう人にこそ頑張って欲しいな~と思うけど、どうなんだろう~?
    リアちゃんも、「こういう人に愛されれば幸せになれる」と思っているみたいだから、運命を感じたり強く引き寄せられてるっていうのはなさそうですしね(´・ω・`)
    この不器用な愛情表現でグッと来てたらいいな~と思いますが、どうかな~w

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    1. >ゆきさん

      いつもありがとうございます(´∀`)
      前回はアラン×リサのドエロでしたが、今回はうってかわってリア×タイラーの初デートでしたね~。
      ゆきさんはやっぱり真面目で硬派だからタイラーみたいな真面目くんがいいんですね(*´∀`*)
      タイラーは行動が素直ですよね。
      わかりやすいというか単純というかw
      レオンとのトイレの会話は、男同士ならきっとああいう話になるだろうな~とw
      今現在職場が男だらけなのですが、やんちゃ(おっさんだけどもw)グループと一緒にランチをすると女の子の話ばっかりなんですよ!!
      男ってホント単純でアホだな~と思いますよ・・・。
      そういうところを再現してみましたw
      レオンはなにげにリアと一度体の関係になってますが、さすがにタイラーには言えないし言わないですよねw
      内心はどう思ってるんでしょうねw

      デート中にアランが男性と一緒にいるところを目撃してしまったリアですが、やはり気になってるようですね~。
      アランが男の人と一緒にいるところなんてみたこともないし(男友達いなそうだしw)何者??って思いますよねw
      あいかわらずリアにとっては謎が多いアランです。

      そしてマリアとKがなにげに登場\(^▽^)/
      スピンオフですが、ショアだしせっかくだからちょろっと自シムを登場させたかったんですよ~。
      ホントはメアリー夫婦あたりにしようかとも思ったんですが、ララが実家に帰ってる時期なので、ララはさすがに登場させられないですが両親であるマリアとKに登場してもらいましたw
      なんとなく、裏側的な感じで楽しんでもらえれば幸いです(*´∀`*)
      そしてチャドさん!!
      よく気づきましたね!さすがゆきさんwww
      小さすぎて誰も気づかないかもと思ってましたよ~w
      気づいてもらえて嬉しかったです(ノ´∀`*)

      そしてタイラーの食べ方ねw
      私も撮影しながらびっくりだったんですが、なかなかいいネタになりましたよw
      ナオキくんもこんな食べ方なのかwwww
      よく考えたら、性格もわりと似ているかもしれませんねw
      食欲と性欲は比例する、と言われるし、リアの過去のビッチ体験からあんなことを考えていたようですが、ナオキくんはまさにでしたねwww
      でも、食べ方はすごく気になりますよね~。
      私はいままであまり汚い食べ方をする人に出会ってないんですが、出会ったらドン引きするだろうなwww

      リアはいきなりのキスに戸惑ってましたが、デート中にいろいろ考えてたこともあり(「偏見ダメ」とか)タイラーのことは素直に受け入れてましたね。
      デート中のタイラーの態度をみて、真面目さは伝わってますよね(^ω^)
      女は追う恋愛より追われる恋愛のほうが幸せっていうし、そのへんをリアも意識しだしてるみたいですね~。

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  2. ふわりんご2013年8月2日 6:50

    タイラーさん不器用すぎて先走っちゃいましたね。
    リアは受け入れちゃうのかなー。

    タイラーさん、レオンとのことを知ったら
    複雑な気持になっちゃうでしょうね。

    レオン、罪だなw

    アランといた男性もどういう関係なんだろう?

    アラン、そっち方面もやってるのかしら??

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    1. >ふわりんごさん

      いつもありがとうございます(´∀`)
      タイラーは長年一人の彼女とつきあっていたので、恋愛の仕方を忘れているのかもしれませんw
      もともと不器用ですしね~w
      リアはデート中いろいろ考えてたこともあり、タイラーの不器用なキスを受け入れましたね(ノ´∀`*)

      レオンとリアとのことについては、お互いに誰にも話すつもりはなさそうなのでタイラーが知ることはないと思われますが、もしなにかの拍子でバレてしまったらねぇ?( ̄ー ̄)ニヤリ
      タイラーはまじめですしね~。

      アランは男性と一緒でしたが、どういう関係なんでしょうねw
      そっち方面wどうなんでしょう( ̄ー ̄)ニヤリ

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