アイビーとサマンサ、マロンの3人は「House of the witch2」へ来ていた。
サマンサ「アイビーちゃんの男って、ロミオさんだったんだ~?」
アイビー「うん。」
マロン「僕は気づいてたけどね。」
アイビー「え?そうなの?」
マロン「だって二人怪しかったんだもん。ロミオちゃんのアイビーちゃんに対する接し方もちょっと他と違うし。」
アイビー「・・・・。」
サマンサ「さすが、マロンちゃんは付き合い長いだけはあるね~。」
マロン「まぁね。クリスティーナも今日来れればよかったんだけどね~。」
アイビー「そういえばクリスティーナさんは?」
マロン「遠距離してる彼と久しぶりのデートなんだって。」
サマンサ「クリスティーナちゃん、学生の頃からつきあっててもう長いんだよね?すっごい羨ましい~。」
マロン「クリスティーナがプロになってブリッジポートに引っ越してから遠距離になっちゃったらしいんだよね。」
アイビー「へぇ~。」
サマンサ「アイビーちゃん、ロミオさんって二人のときはどんな感じ?」
アイビー「普通だよ。あのまんまだし。」
サマンサ「そうなの?ギャップとかはないの~?」
アイビー「う~ん。優しいかな。」
サマンサ「へぇ~。いいね。男はやっぱり優しさよね~。」
アイビー「でも、二人の関係はなるべく広めないように言われてて。親友の数人だけにしか言うなって口止めされてるの。」
サマンサ「そうなんだ?秘密の関係ってわけ?」
アイビー「そうみたい・・・。」
マロン「いつもそうだよ。」
アイビー「え?」
マロン「ロミオちゃん、前の彼女のときもそうだった。」
アイビー「この前言ってた人?」
マロン「そう。彼女もそれで悩んでたけど。それ以外にもいろいろ問題があったみたいだよ。ロミオちゃん、過去が複雑そうだし。」
アイビー「そうなんだ・・・?」
マロン「まぁ、プライベートなことだしあんまり話せないけど。」
アイビー「前の彼女もモデルさんだったんですよね?」
マロン「うん。もう辞めちゃったけどね。」
アイビー「今はなにしてるかわからないんですか?」
マロン「ロミオちゃんと別れたあとつきあった人と結婚したよ。それでモデルも辞めたんだ。」
アイビー「そうなんだ・・・。」
マロン「まぁ、みんななにかしら過去はあるからね。アイビーちゃんもあんまり気にしないほうがいいよ。」
アイビー「そうですよね・・・。」
サマンサ「私の王子様はいつ現れるのかな~?ねぇマスター。」
マスター「忘れた頃に現れるわよ。あんまり気にしないの。」
サマンサ「そんなこと言われても気になっちゃうよ~。マスターの言うことで当たらないことはないんだから。」
マロン「え~。僕も見てほしいな。」
マスター「あんたは当分ないわね。」
マロン「え~。」
アイビー「サムちゃんはどういう人がタイプなの?」
サマンサ「え~っとね~、私より背が高くて、めちゃめちゃ優しい人。」
マロン「そんなのいっぱいいるでしょ。」
サマンサ「でも業界の人はもう嫌なんだよね~。なんかすれてる感じで。」
マロン「あ~それはわかる。」
サマンサ「でも一般人との出会いなんてなかなかないよね。この仕事してると。」
アイビー「たしかにそうかも。」
サマンサ「普通でいいんだけどな~。顔も普通でいいし年収とかも気にしないし。ただ私のことめちゃめちゃ愛してくれればそれでいいんだ。」
マロン「サムは男運ないからね~。」
アイビー「そうなの?」
サマンサ「うん。浮気とか二股とか、不倫もあったな~。知ってからすぐ別れたんだけどね。」
アイビー「へぇ~。」
サマンサ「業界はそういうのホント多いから、アイビーちゃんも気をつけるんだよ。」
マスター「アイビーちゃんは大丈夫よ。あんたと違って。」
サマンサ「その言い方ひどいw」
マロン「はははっw」
久しぶりにスターライトショアの自宅を訪れたラトーシャ。
ラトーシャ「ただいま~。」
イブ「おかえり~。ごめんね、迎えに行ってあげられなくて。」
ラトーシャ「大丈夫だよ。パパたちは?」
イブ「パパはまだ仕事。お兄ちゃんはデートだって。」
ラトーシャ「へぇ~。兄貴彼女できたんだ?」
イブ「そうみたいよ。」
ラトーシャ「ジャメル~。ただいま~。」
ジャメル「あぶぅ~。」
ラトーシャ「この前来たときと顔つきが変わったね。人間らしくなってるw」
イブ「もう3ヶ月だものね。抱いてみる?」
ラトーシャ「うん。抱かせて~。」
ラトーシャ「いい匂い~。」
イブ「ふふっ。赤ちゃん欲しくなった?」
ラトーシャ「まだ早いわよ私には。」
イブ「そんなことないわよ。」
イブ「あんたももう23歳なんだから。彼氏はいるの?」
ラトーシャ「いないわよ。」
イブ「もういい年頃なんだから、恋愛のひとつやふたつ・・・。」
ラトーシャ「恋愛してないわけじゃないわよ。ただ・・・・報われないだけで。」
イブ「ラト。もうちょっと現実をみなさいよ。」
ラトーシャ「・・・・。」
イブ「いつまでも片思いじゃ、あんたおばあちゃんになっても独身のままよ?」
ラトーシャ「別にいいよ私は。」
イブ「よくないわよ。パパもあんたのこと心配してるのよ。一人娘だし。」
ラトーシャ「ママもあたしと同じ年頃にできちゃった婚したんでしょ?」
イブ「そうよ。」
ラトーシャ「早すぎたと思わなかった?」
イブ「それはちょっとは思ったわよ。でも次々4人も生まれたからそれどころじゃなかったわ。」
ラトーシャ「・・・・。」
イブ「おかげで自分に家庭以外なにもないことに気づいて、あんたが幼稚園にあがってからママはようやく仕事をはじめたし。」
ラトーシャ「そうだね。」
イブ「でもママはそれでよかったと思ってるわ。まだ若かったし、あなたたちを育ててママも成長できたから。」
ラトーシャ「・・・・。」
イブ「ラト、あなたにいい話があるのよ。ちょっとそこに座りなさい。」
ラトーシャ「話ってなに?実家に帰れって話なら・・・。」
イブ「そんなことじゃないわよ。私も仕事を辞めたからジャメルのことはママがちゃんと育てられるわ。」
ラトーシャ「じゃあなに?」
イブ「あなたにいいお見合いの話があるのよ。」
ラトーシャ「はぁ?お見合い?」
イブ「ママの会社の同僚の人が、甥っ子にすっごくいい子がいるんですって。」
ラトーシャ「ちょっと待ってよママ。あたしまだこの年でお見合いなんて・・・。」
イブ「いいから最後まで聞きなさい。」
ラトーシャ「・・・・。」
イブ「29歳の青年でブリッジポートの高校でラグビーを教えているらしいんだけどね。なかなかいい出会いがないらしいのよ。」
イブ「あんたにどうかって、話がきててね。」
ラトーシャ「いいよ別にあたしは。」
イブ「そんなこと言わないで。一度会ってみるだけでもいいんだから。」
ラトーシャ「う~ん・・・。」
イブ「会う前からダメだなんて決め付けてたらうまくいきっこないわよ。そうでしょう?」
ラトーシャ「そうだけど・・・。」
イブ「一度会ってみるだけでもいいんだから。」
ラトーシャ「そうだね~・・・。」
イブ「来週の日曜ってことになってるから。ちゃんと行くのよ。」
ラトーシャ「え?もう決まってる話なの?」
イブ「だってそうでもしないとあなた行かないでしょう?」
ラトーシャ「ママ・・・ホント強引だよね。」
イブ「ふふっ。場所と時間はここに書いてあるから。」
ラトーシャ「わかったわよ・・・。行くだけだからね。」
イブ「はいはい。」
イブ「あなたに恋人ができたらママも安心するわ~。」
ラトーシャ「・・・・。」
イブ「息子っていうのはね、結局結婚したら奥さんのものになるのよ。でも娘はいくつになっても娘。両親の面倒をみてくれるのは娘なんだから。」
イブ「だからママはあんたの子供を抱くのが一番の楽しみなのよ。」
ラトーシャ「ママ・・・。」
イブ「あと一人、女の子がよかったんだけど、また男の子だったしねw」
ラトーシャ「そうだねw」
イブ「あんたも結婚したら絶対女の子を産みなさいよ。」
ラトーシャ「・・・うん。」
こんばんわw
返信削除ラトちゃんにお見合い!?
誰だw同じブリジットなんですけど・・・。
気になる。
いい人でありますようにw
そしてその様子をみてディーン君、動揺するのか気になるw
鈍感だかた可能性は低いけど・・・。
次回が楽しみ過ぎますw
>どーるぃさん
削除いつもありがとうございます(´∀`)
久しぶりのイブ登場でさっそくラトにお見合い話です(ノ´∀`*)
お見合い相手どんな人でしょうね~♪
ディーンはケイティーとのデートの約束もしてますしねw
楽しみにしてくださってありがとうございます(^ω^)
がんばります♪
こんばんは♪
返信削除マスター、マロンちゃんの恋愛運バッサリ切り捨ててるしw
マロンちゃんドンマイw
確かに人には色々過去があるし、特に昔の女性関係は触れないのが吉ですよね。
そしてラトちゃんが久々の里帰りですね。
イブちゃんがすっかりいい母親という感じになっていて、初登場のイメージからは本当に変りましたね(´∀`)
それもこれも絶倫ビリーのおかげというものか( ´艸`)
母親としてはやはり娘の幸せを願うものだし、やはりカワイイ孫の顔もみたいですよね~。
そこでラトちゃんのお見合い話ってことですけど、29歳でラグビーってなかなかの好青年フラグですが、実際どんな人なんでしょう(*^.^*)
また楽しみにしております(^O^)/
>ひめめさん
削除いつもありがとうございます(´∀`)
マロンちゃんはないですねwww
ゲイだしw
ちなみにオーナーはオネェなのでゲイとはまたちょっと違う種族?な感じですねw
この二人に恋愛は想像できないwww
過去の女性関係なんて聞いていい思いしないですからね~。
マロンちゃんもわかってるから必要以上のことは話さなかったんでしょうね。
イブは二度目の登場ですね(*´∀`*)
ティーン時代のときはちらっとしかでてこなかったですが、今回はわりと多めに登場しましたねw
すっかりいい母親です( ´_ゝ`)
ビリーのおかげで子宝に恵まれたし、子供と一緒にイブも成長できたので今は幸せそうでいいですよね(^ω^)
好青年フラグ、どうでしょうねw
ラグビー体系大好物の私としては想像するだけで(*´Д`)ハァハァしちゃいますw
なで肩さんこんにちは^^
返信削除ブログの移転作業お疲れさまでした~(*^▽^*)
ようやくこちらで落ち着けそうですね!!
今回は、なんとラトちゃんにお見合い話ですか~~!!
ビックリですねw
やっぱりイブさんもお年頃の娘の事が心配なんですね。
ラトちゃんもディーンくんが引っ掛かってるのもあるけど、前に進んでみるのもいいと思いますよね!!
ビビッと来る運命の出会いなんていうのもありますからw
お相手の人がどんな人なのか、早く見てみたいな~( ´艸`)
それにしても、弟を抱くラトちゃんですが、年齢が離れすぎていて、どうしてもママに見えちゃうww
>ゆきさん
削除いつもありがとうございます(´∀`)
ブログの移転作業大変でしたが、思ったより早く終わってよかったです(T△T)
なんとか落ち着けそうです(*´∀`*)
ラトは一人娘だし、イブもビリーも心配しますよね~w
まぁビリー的には「結婚しないでもいつまでも実家にいていいんだぞ」って感じでしょうが、イブとしては「女の幸せを早く捕まえろ」って感じでしょうねwww
たしかに、いつまでもディーンを引きずっててもね~( ̄ー ̄)ニヤリ
相手の人、さっそく今日の分の記事で出ますのでお楽しみに!
たしかにラトの子にしか見えない!
違和感なさすぎw
イブがおばあちゃんに見えます(´・ω・`)
こんばんわ^^
返信削除リンクを貼って頂きありがとうございます。
リアルな等身大の恋愛ストーリ・・・楽しく拝見しました♪
ちなみに私は「ロミオ・グレイ」が好きです☆
ミステリアスで、クール・・・。でも少し優しい。
まさにツボです(>_<)
また、お邪魔させていただきます^^
>kimu412さん
削除コメントありがとうございます(´∀`)
こちらこそ、ご訪問ありがとうございます\(^▽^)/
ロミオですか( ̄ー ̄)ニヤリ
株の変動が激しい男ですが、(ただいま大暴落中ですので)好きといっていただけて非常に嬉しいです(T△T)
ストーリーブログをやっているのでCC製作をされているkimuさんのようなブロガーさんはすっごくありがたいですし尊敬します!
私もいつか作ってみたい、と思いつつ、やはりストーリーなんかをやっていると時間がない&知識も力量もないっていうw
でも作ってみたい気持ちはすごくあります><
私もマメにご訪問させていただきますね(ノ´∀`*)
新作楽しみにしています。
CC作りがんばってください!!
コメント見逃してしまい返信が遅れてしまい申し訳ありませんでしたm(__)m